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2020-09-12

Aomori Startup Centerができるまで、が1冊の本に!

やっといつもの秋がやってきた。。。

長過ぎた夏が去って、一息ついた青森です。

写真は先日青森駅前広場で開かれたイベント時の一コマ。

依然としてコロナ渦ではありますが、その対策を講じて多くの人が集まりました。

この広場(大きい意味では駅前エリア)は近年の中心街衰退を如実に示す場所のひとつでした。でも、アウガが市役所となり、空きビルだったサンフレンドビルは商工会議所となり、もう少しで駅も新しくなる、という動きの中にあります。

そして、2年前のねぶた祭の直前にオープンしたAomori Startup Centerはこの商工会議所の1階にあります。

Aomori Startup Centerが生まれる過程を、このたび1冊の本にまとめました!

完成した建物(空間)は写真や図面でご説明することが多いですが、いつも私達がどのように考え設計を進めているのか、その過程をまとめた本です。

いつものプロジェクトにも増して多くの方々に支えられ、やっとカタチになったAomori Startup Center。

その方達への感謝の気持ちも込めてつくりました。

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設計は様々な条件のもと、クライアントの要望を盛込み、新たなカタチを生みだすもの。

完成した姿からは窺い知れない、奥に隠された隠し味をご紹介するような、そんな1冊です。

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10年ほど前から多くの方々とともに駅前を、アウガを見てきました。

これから青森市中心街はどう変わっていったらいいのだろう?

多くの問題がMAXになった状態の中で、建築にできること、私達にできることとは?

ここ数年の間「プラスえん」から始まり、新庁舎の1階はサードプレイスとなり、大小様々な「居場所」をつくる機会に恵まれました。

このAomori Startup Centerは、青森駅前広場に面していたこの場所だからこそ生まれたアイデアです。

広場に開かれた「居場所」として、その空間にはこの柔らかな曲線が適していた。。。

人の流れを妨げることなく、かつその動きを可視化し、それでいて空間を表現する。。。

どのようにしてこの曲線が生まれたのか、その過程をご紹介しています。

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毎回異なるシチュエーションに悪戦苦闘するのは毎度のことながら完成まで辿り着くと、ついついその過程は記憶の彼方に。。。

今回はそれをきちんとカタチにしてみようと思い立ちました。

膨大なメモと資料、記憶をつなぎあわせていく作業を一緒にしてくれたカッコトジの齋藤純子さんと櫻モジロウさんに心から感謝いたします。

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こちらの本は、オープンハウス会場にてご覧いただくことができます。

そちらもどうぞお楽しみに!

オープンハウスの詳細はコチラ↓↓↓

オープンハウスのお知らせ