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2020-11-08 | Blog

ひらないジョブタウンに参加しました!

こども達が様々な職業を体験し、働いてお給料をもらいそれを使う一連の社会体験ができるイベント。

昨年までは多くの場所でも開催されていましたが、今年はコロナ渦ということもあって機会は大分限られて、久しぶりの参加となりました。

いつ、どこで感染者が出てもおかしくない状況の中、何とか無事イベントが開催されたこと、これは関係者の方々のご尽力の賜物以外の何者でもありません。

前日までちゃんと開催ができるか、みんなが不安だったと思います。

私たちも「もしかしたら、、、」と思いながら当日を迎えました。

でも会場に到着すると、そこには既にたくさんのこども達。

感染対策をとりながらも、そこには変わらず元気な姿がありました。

急いで準備を進めていると、早々と席につくこども達。

持参した模型やパネルに「わぁすごーい!」「細か〜い!」の歓声があがりました。

そしてある子が「今日、楽しみにしてたんだよー!」と一言。

何ともうれしい言葉でイベントが始まりました。

ーーー

そして始まるとみんな黙々と真剣な表情。

悩みながらも自分の好きな彩色で描いていきます。

そして出来上がりは唯一無二の作品群。

今話題のモノも。。。

室内もそれぞれ個性的。。。

毎回毎回こども達の感性に刺激を受けている私たちですが、つくる楽しみを、デザインの面白さをこれからも伝えていきたいと思います。

ーーー

これまで当たり前だった毎日が、コロナという見えない壁によって私たちの生活を変えられてしまいました。

まだまだ世界中で終息の兆しには至っていませんが、来る新しい年はきっとワクチンも普及し状況は変わっていくでしょう。

でもそれは単に元に戻るのではなく、このコロナ時の経験が今後の私たちを変えて新たな時代へと向うことになりそうです。

この1年は私たちに「大切なこと」を考える時間をくれました。

人と人がつながる場所が、そしてその時の記憶が支えになるとしたら、記憶に残るような空間を、建築を私たちはつくっていきたいと思います。

こども達がそこで歓声をあげて、心に刻まれ育っていく、そういう建築をつくっていきたいと思います。

今後もこのような機会を続けていきたいと思っています。

ではまた、どこかでお会いしましょう!

2020-10-27 | Blog

久しぶりに秋の曲屋へ

秋晴れの牧場では穏やかな風景が広がっていました。

先日曲屋の仔馬スツールをお借りして、これまでデザインさせていただいた家具たちも一緒に撮影する機会に恵まれました。

素敵な家具はこの世にたくさんあり、それらからその空間に合うものを選ぶケースもあります。

それとは別に、その場所に唯一無二のオリジナルの家具をつくることも、これまで数多く関わらせていただきました。

今回の曲屋の仔馬スツールも同様に、「厩(うまや)」で生まれ育った仔馬をイメージしてデザインしています。

馬の長い首の形をした手掛けは肘を載せるのに絶妙なサイズにしてあります。

座面には刺繍でアクセントをつけました。青森県の南部地方に伝わる「南部菱刺し」はかつては着物を繕い、補強するための技術として農家のお母さん達が編み出し、いつしかその模様の美しさは文化になり現代に伝わっています。その模様の種類は数知れず。それぞれの地域特有の模様もあるようで、今回曲屋では、仔馬スツールの他に格子壁の意匠に七戸特有の模様と、厩や牧場にちなんだ「馬の眼(まなぐ)」などを刺しています。

この仔馬スツールは、100年の厩の歴史を紡いできた曲屋だからこそ生まれたデザインだと言えるでしょう。

厩のこと、南部菱刺しのことを詳しく調べ、実際に刺すところまで携わってくれた木滝さんに心から感謝いたします。

そして、仕事の合間を縫って美しい模様を仕上げてくれた牧場のスタッフにも、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

こうして南部菱刺しは次の100年へと繋がっていきます。

そのひとつのカタチとして関われたことを本当に嬉しく思います。

ーーー

まだまだコロナ禍ではありますが、曲屋は次の100年へとゆっくりと動き出しています。

感染対策をおこないながら、生まれ変わった馬房を堪能できる準備が整ったようです!

仔馬スツールも曲屋でみなさんのご来場を待っています。

馬たちに会いに、ぜひ足をお運びください。

2020-10-18 | Blog

特別な秋を迎えて

日々の気温はぐっと下がってきましたが穏やかで過ごしやすい季節を迎えている青森です。

田では稲刈りが終わり、りんご畑では収穫の真っ最中、農家の皆さんにとっては忙しい毎日を過ごしていらっしゃることでしょう。

いろんな意味で、みんなが初めての秋を迎えています。

私たちも例に漏れず、コロナの影響もあって押し気味の2020年です。

ーーー

さて、先日オープンハウスを開催させていただいたお宅にも、クライアントご家族が無事家移りを済ませました。

いくつか宿題をいただいて改めて新居へ訪問すると、楽しそうな御一家の時間が流れていました。

ブルーのダイニングカウンターは、クライアントご家族がみんなでペイントされたもの。

多くのコレクションとともに、ギャラリーのような空間を彩っていました。

初めてお会いしてから新たな家族も仲間入りして、毎回の打合せもいつもにぎやかな楽しい時間を共有してきました。

子どもたちのエネルギーがいつまでも溢れ続けているような、ずっと駆け回っていられるような回廊のような空間を。。。

そして刺激的なコレクションの数々。

大事に閉まっておきたくなるような作品を、これまでもリビングに惜しげもなく飾っていたクライアント。

これからも家族に近い場所にこれらを飾って、いつも五感に触れるギャラリーのような空間を。。。

語源ではつながりのある「回廊」と「ギャラリー」は、この家のテーマとなりました。

ーーー

プランニングの当初、思い切って「総二階建て」から「平屋」をご提案し

思い切ってその提案を受入れてくださったクライアントご家族。

つい先日、クライアントは生まれてからほとんど「平屋」暮らしだということを知りました。

一緒に決断した答えは、「正解」だったようです。

設計は毎回五里霧中を手探りで進むようなものですが、見えないからこそその先に待つ光が面白い。

さあ、また次の霧へ。。。

 

 

2020-10-06 | Blog

青い森の広場がお目見えしました!

9月もあっという間に走り抜け、気がつけば気温もぐっと下がって秋一色の青森です。

相変わらずコロナは余談を許しませんが、過ごしやすい気温の毎日に心身穏やかな日々を迎えている方も多いのではないでしょうか?

先日、青森市新庁舎では防災イベントが開催され、多くの家族連れで青い森広場が賑わいました。

新庁舎が本格的に運用され始めたのが今年の始め。

旧庁舎の解体が進められてきました。

広々とした青い森の広場のお披露目のような今回のイベント。

ピロティの下にはステージが設置され、行き交う人、人、人。

コロナ渦でイベントが少なかった今年。

待ちに待った感も多かったでしょう。

日々の暮らしを支える庁舎は、新たな居場所となることで、災害時はもちろん私たちの心の拠り所となっていきます。

今年はねぶた祭で熱くなる夏は来年に持ち越しましたが、青い森の広場には初めての雪の季節がやってきます。

青い森の広場とサードプレイス。バスの待合いにもなる国道に面した風除室。

これからも多くの市民の憩いの場となりますように。

(青森市新庁舎 2019年 青森市)

 

2020-09-28 | Blog

ご来場ありがとうございました。

台風はそれて、大きく崩れることなく無事にオープンハウスが終了しました。

コロナ対策にも快くご協力いただき、会場に足をお運びいただいた皆様ありがとうございました。

お引渡し前の真新しい空間はいかがでしたでしょうか?

お引越しはこれからですが、今回のクライアントの魂入れは大切なコレクションの数々。

白い壁にそれらが並んで、まさにギャラリー。

「小さな美術館のようだね」とのお言葉も。

いつもと違うオープンハウスになりました。

ーーー

クライアントご家族のにぎやかでエネルギッシュな空間を、のびやかな平屋に入れ込んで、その囲まれた庭も一緒に広がりのある住まいに仕上げました。

それと同じくらい重要だったのが、クライアントがお持ちのアートコレクション。

それらを巡ることができる回廊(ギャラリー)として「コの字」型のプランとしました。

今日はコレクションの一部と一緒に撮影です。

これからもコレクションは増えていくでしょう。

クライアントご家族の作品も増えていくでしょう。

たくさんのアートと子供達の笑顔が水盤に映る日が待ち遠しいです。

 

 

2020-09-20 | Blog

いよいよ来週オープンハウスです!

 

オープンハウスが来週の土日に迫り、今日は施主検査。

子供達の完成が真新しい空間に響きました。

施工途中は何回かご案内していましたが、クリーニングが終わりすっかり奇麗になると、やはり見違えます!

ーーー

もうすぐ新しい家での新しい生活がスタートします。

その前に少しだけお借りしてその空気感をご紹介するのがオープンハウスです。

南北に長い敷地でどのように光を入れ込むか。

スリット窓からは移ろう光。

コの字に囲んだ庭の水盤からはゆらめく光。

まだもう少し空きがあります。

気になる方は、ぜひ御予約を!

お申し込みはコチラ↓↓↓

オープンハウスのお知らせ

2020-09-17 | Blog

第6回CIATオンラインレクチャーに参加いたします!

東北大学建築学科OBによる建築会議として、 東北大の内外を問わず交流・議論の場をつくっているCIAT。

コロナ渦の今年はオンラインでレクチャーでの開催です。

「私たちの未来とは?変革する業界動向とアフターコロナでの変容」と題して、9月18日、25日の2部に福士美奈子が参加します。

青森という地域を拠点として「建築家」として働くこと、リモートワークの現状をお話しさせていただきます。

これから建築の道を進もうとしている学生のみなさんに、「そんな生き方もアリなんだ」と思ってもらえれば幸いです!

ーーー

早速明日、一部の開催です。

組織設計とアトリエのコラボレーションにて日本建築学会作品選集新人賞を受賞されたお二人のお話しが伺えます!

東北大学学生以外の方も参加可能だそうです。

申込みは下記まで↓↓↓

https://www.facebook.com/CIAT-1769272920007699

2020-09-12 | Blog

Aomori Startup Centerができるまで、が1冊の本に!

やっといつもの秋がやってきた。。。

長過ぎた夏が去って、一息ついた青森です。

写真は先日青森駅前広場で開かれたイベント時の一コマ。

依然としてコロナ渦ではありますが、その対策を講じて多くの人が集まりました。

この広場(大きい意味では駅前エリア)は近年の中心街衰退を如実に示す場所のひとつでした。でも、アウガが市役所となり、空きビルだったサンフレンドビルは商工会議所となり、もう少しで駅も新しくなる、という動きの中にあります。

そして、2年前のねぶた祭の直前にオープンしたAomori Startup Centerはこの商工会議所の1階にあります。

Aomori Startup Centerが生まれる過程を、このたび1冊の本にまとめました!

完成した建物(空間)は写真や図面でご説明することが多いですが、いつも私達がどのように考え設計を進めているのか、その過程をまとめた本です。

いつものプロジェクトにも増して多くの方々に支えられ、やっとカタチになったAomori Startup Center。

その方達への感謝の気持ちも込めてつくりました。

ーーー

設計は様々な条件のもと、クライアントの要望を盛込み、新たなカタチを生みだすもの。

完成した姿からは窺い知れない、奥に隠された隠し味をご紹介するような、そんな1冊です。

ーーー

10年ほど前から多くの方々とともに駅前を、アウガを見てきました。

これから青森市中心街はどう変わっていったらいいのだろう?

多くの問題がMAXになった状態の中で、建築にできること、私達にできることとは?

ここ数年の間「プラスえん」から始まり、新庁舎の1階はサードプレイスとなり、大小様々な「居場所」をつくる機会に恵まれました。

このAomori Startup Centerは、青森駅前広場に面していたこの場所だからこそ生まれたアイデアです。

広場に開かれた「居場所」として、その空間にはこの柔らかな曲線が適していた。。。

人の流れを妨げることなく、かつその動きを可視化し、それでいて空間を表現する。。。

どのようにしてこの曲線が生まれたのか、その過程をご紹介しています。

ーーー

毎回異なるシチュエーションに悪戦苦闘するのは毎度のことながら完成まで辿り着くと、ついついその過程は記憶の彼方に。。。

今回はそれをきちんとカタチにしてみようと思い立ちました。

膨大なメモと資料、記憶をつなぎあわせていく作業を一緒にしてくれたカッコトジの齋藤純子さんと櫻モジロウさんに心から感謝いたします。

ーーー

こちらの本は、オープンハウス会場にてご覧いただくことができます。

そちらもどうぞお楽しみに!

オープンハウスの詳細はコチラ↓↓↓

オープンハウスのお知らせ

2020-09-09 | Blog

オープンハウスのお知らせ

暑い。。。いえ暑すぎる青森です。

9月に入って秋桜も咲き出したというのに、昨日は35度超の猛暑日となりました。

誰もが「異常気象」を意識せずにはいられません。

本州最北端の青森の住宅も寒さだけでなく暑さ対策が必須となりつつあります。

ーーー

さてこの度、五所川原市において専用住宅が完成いたします。

そこで、クライアントのご厚意によりオープンハウスを開催する運びとなりました。

五所川原の中心部にあり、昔ながらの雰囲気を残しながらも新しい住宅も増えている地域にあり、地域住民の車の往来も比較的多い幹線道路に面した敷地です。

通勤、通学、買い物に便利な場所であり、周囲とも比較的密な環境にある町並みの中の住宅として、プライバシーを保ちつつも広がりのある空間づくりを目指しました。2つの道路に面した角地に、中庭を囲むようにコの字型の平屋のプランに、秘密基地のような2階を内包した車庫つきの住まいです。木貼りの斜め天井が特徴の開放感のあるリビングダイニング。そこから子供部屋と寝室へ連続する壁には、クライアントのコレクションが並んでいきます。津軽特有の冬期の雪庇などを考慮した動線計画とウチ活が大好きな家族がたのしく暮らすための回廊(ギャラリー)のような空間です。

 

日時:9月26日(土)・27日(日)

1)10:00〜11:00(27日のみ)

2)11:00〜12:00(27日のみ)

3)13:00〜14:00

4)14:00〜15:00

5)15:00〜16:00

6)16:00〜17:00

場所:青森県五所川原市

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「参加・申込みについてのお願い」

見学ご希望の方は、事前にメール、お電話またはFAXにて下記内容をお知らせ下さい。

・ご参加氏名

・ご連絡先(会場の案内などをお送りいたします)

・ご希望日時(第一希望日時、第二希望日時)

お申込み締切は9月22日(火)です。

申込みいただいた方に、会場のご案内をさせていただきます。

尚、コロナウイルス感染防止対策のため、完全予約制にて少数限定のご案内となります。

当日はマスク着用にてご来場ください。入口でアルコール消毒と手袋、スリッパの着用をお願いいたします。(手袋とスリッパはご準備いたします)発熱など体調が優れない方は、入場をお断りする場合がありますのでご了承ください。

オープンハウスについてのお問い合わせは下記まで。

tel./fax. : 017-734-6225 e-mail adress:ffarchi@w5.dion.ne.jp

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オープンハウスは、暑さも収まり気持ちのいい秋空となりますように!

お申込み、お待ちしております!

2020-08-30 | Blog

もうすぐ長月

やっと暑さも一息ついたでしょうか。

お盆休みはとうに過ぎたはずなのに、真夏日が連続していた青森です。

久しぶりの雨空に、ちょっとほっとしてしまうほど。

やっと、やっと少し涼しくなった時間を楽しむ季節がやってきます。

ーーー

いつもとは違う春と夏ではありましたが、現場でも緊張感を持って工事は進み、無事完成を迎えようとしています。

そしてクライアントのご厚意により、9月26日(土)、27日(日)の2日間にわたりオープンハウスを開催する運びとなりました!

ーーー

コの字型のほぼ平屋に、遊び心をくすぐる特等席つきの住宅です。

外構もほぼ完了し、内部の最終仕上げに入りました。

特に今回は感染防止対策のため、完全予約制で行います。

詳細については、近日公開いたします。

どうぞお楽しみに!

2020-08-24 | Blog

青森は秋を迎えます


八月も半ばを過ぎいつになく静かな夏も終わりかと思っていましたが、まだまだ暑い青森です。
それでも猛暑が続いている地域を思えば、朝夕の気温はぐっと下がり寝苦しい夜の続く時期は終わり、近所では気の早いコスモスが咲き始めたのを見ると、本州最北端から始まる季節の移ろいを感じずにはいられない今日この頃です。

口を開けば「コロナ」が始まってから、半年以上が過ぎました。
まだまだ先の見えない中でも、「with コロナ」で全世界が動いています。
それは私達でもおなじこと。
web会議は当然のように行われ、その利点も認識できるようになりました。
コロナが終息した後もきっと活かされていくだろうと、実感しています。
その一方で、やはりリアルで感じることの大切さも実感しています。
vir分野などはこれからも需要に迫られ、ますます発展していくでしょう。
現場監理の仕事も、近い将来バーチャルで行われるかもしれません。

ですが、建築家としての根底にあるのは「体験」であるとも思います。
幼いころの住まい、忘れられない記憶のシーン、旅した土地での建築etc.etc.
その感性を磨きつつ、設計のノウハウを身に付けていく。
そうして建築家になっていくと考えています。

盆明けの猛暑の中、学生がインターンシップにやってきました。
模型製作と現場見学を体験してもらいました。
「将来は海外の設計事務所で働きたい!」
そんな頼もしい夢を持っていることに、まるで親のような何ともうれしい気持ちになりました。
青森の建築の未来は明るい!

かつてスペイン風邪が大流行した時代も立ち直ったように、世界はきっとまた立ち直る。
「生きている限り、前を向いて」
誰かが言っていました。
当たり前のシンプルなことが、一番大切だとコロナが気付かせているのだと思います。

「感性を磨きつつ、建築家になっていく」
まだまだ道半ばだと気付かせてもらえた1週間でした。

2020-07-23 | Blog

梅雨明けはもうすぐ

コロナの終息は依然としてまだ遠く、オリンピックは始まるはずだった4連休がスタートしましたが、夏休み気分にはまだまだなれない今日この頃です。

曲屋も例に漏れず、静かに梅雨明けを待っています。

それでも、馬にとっては、急に人が増えてしまうよりも少しずつにぎわってくる方がいいのかもしれない、と

今の特別な時間を前向きに考えられるようになってきたのは、この数ヶ月のおかげかもしれません。

先日、弘前のれんが倉庫美術館が開館を迎えた記事が新聞に掲載されました。

築100年という歴史を背負ったレンガ倉庫が、

「シードル工場」から「美術館」へと新たな空間として息を吹き返しました。

これからまた長い年月を、弘前市民ともに生き続けることでしょう。

そしてそれと同じ日に、黒石の小さな図書館がドコモモに「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」として選定されたという記事も掲載されました。

ドコモモとは、20世紀の建築の歴史的・文化的重要性を見出し、その成果の記録と、建物および環境の保全を訴えるために設立された国際学術組織で、青森県では3件目だということです!

(詳しくはコチラ→http://www.docomomojapan.com)

この「黒石ほるぷ子ども館」は菊竹清訓氏の設計の小さな木造図書館ですが、こちらも築45年を越えて今もなお、子ども達に愛されている建築です。

スマホのマップを頼りに探しにいかなければ辿り着かないような、温泉が湧く小さな地区にこの建物は建っています。

通り抜ける風や光、周辺の木々と一体となった空間は、半世紀近くもの時間、ずっと子どもたちと共に生きてきました。

子どもの数が少なくなってどの地域も高齢化が進む現代です。

この建築もその姿を変えながら、きっと生き続けていくでしょう。

この図書館ができた頃、初めてこの空間で本を読み遊んだ子供達は私達と同じ世代、もういいおじさんおばさんです。

次の世代へつなげるために私達ができることは何か。。。

「つないでいきたい大切なことは何か」を考える時間をもらいました。

曲屋のプロジェクトは、地域も建物も異なるものでしたが、上記2つの建物と全く同じテーマで取組んできました。

改修工事はコロナの春に完了しましたが、まだまだ本格オープンはできずにいます。

この建物も築100年余り。私達の生活に馬が大きな役割を果たしていた頃から建っています。

現存する最古の木造厩舎として登録有形文化財に指定されている貴重な建物です。

でも、初めてこの建物を訪れたときは、たくさんの馬と人が出入りしていた当時の面影はありませんでした。

その眠っていた厩舎を、令和の時代にふさわしい姿で再生にはどんなデザインが必要か。。。

それは単なる腐朽を修理するのではなく、時間が刻まれたものを再生して「魅せる」デザインが必要だと考えました。

当時の歴史と文化を伝えつつ、現代らしく空間を使うことで、これから新たに刻まれる時間が未来へとつながっていきます。

それは、「弘前レンガ倉庫美術館」と共通するところです。

レンガの壁を現代の技術を駆使して補強、修復したように、この曲屋も新しい耐震壁を加え、古い柱を巧みに補修しました。

かつて応接室で使われていた大テーブルは、磨かれて美しい木目とともに蘇りました。

今回の曲屋では、このような「新」と「旧」が共存する姿を多く見ることができます。

まだまだ本格オープンとはいかない今だからこそ、引続きひとつひとつご紹介していきたいと思います。

ーーー

日本では、ひとつの時代の役割を終えて取り壊される建物がほとんどです。

今回の曲屋やレンガ倉庫のように、生まれ変わって新しい時代を生きることができる建物は日本ではまだまだ少ないのです。

でも、よく見てみましょう。調べてみましょう。

じっくり考えると、見えてきます。

その場所にしかない、その空間に受け継がれてきたものが。。。

そこから見えたものの先にあるデザインが、未来へつづくように。。。

曲屋KANEKO 青森県上北郡七戸町 2020年

 

 

2020-07-10 | Blog

2020年後半へ突入!

梅雨らしい日々が続いている青森です。

緑はまさに青々と葉を広げ、その生命力に圧倒されそうな勢いです。

一部の地域に集中して降る線状降雨帯が多く見られるようになった昨今。

大雨の被害を受けた地域の方々に心からお見舞い申し上げます。

ーーー

2020年半分が過ぎました。

今頃はオリンピック開幕前で気持ちが高ぶっていたでしょう。

誰もがそう予想していたかもしれませんが、

現実は誰も予想もしなかった上半期となりました。

だからこそ気付けたことも多くありました。

いろんなことを見直すこともできました。

これまでの当たり前の毎日がどんなに豊かだったかを知りました。

だから一日一日、自分のやれることをしっかりやりきる!

これからの毎日も心は豊かであるように。。。

ーーー

上半期は、自粛しながらも年始に書き初めした目標をひとつひとつチャレンジしてきました。

結果は、「◯」なことも「×」なことも。。。

いずれもフクシアンドフクシには「+」になりました。

「◯」なことは、下半期にも続いていきます。

「続くこと」が「生きること」なのかもしれません。

ーーー

先日、フクシアンドフクシの処女作ともいえる建物を久しぶりに訪れる機会がありました。

20年以上前のその住まいは、凛としてそこにありました。

木々は太くたくましく育ち、庭木は数えきれない程青々と茂り、まさに豊かな時間が流れていました。

「光と風の道」

そんなコンセプトで生まれたこの建物は、今も変わらずクライアントとともに迎えてくれました。

ーーー

建物は長い時間そこに存在しつづけることが多いです。

(短い期間でその役割を終える建築もありますが)

ある意味、建物は人間とともに生き続けます。

時折手入れをしてもらい、使われ続けることのよって

そうして豊かな時間を一緒に過ごすことができると思います。

気軽にテイクアウトはできないからこそ、その設計の良し悪しはその後の時間を左右します。

そんな建築という仕事の「責任」と「誇り」を改めて考えさせられる時間でした。

「大丈夫、そのまま進みなさい」

この建物に背中を押してもらったような気がしました。

ーーー

さて下半期は。。。

・また新たな建物が巣立ちます!

・その空間に引き継がれてきた時間を、さらに未来へとつなぎます!

コロナと向き合いながら、ご紹介していきたいと思います。

どうぞご期待下さい!

 

 

2020-06-15 | Blog

いよいよ梅雨入りです

もう夏が来てしまったのかと思うほどの暑い日が続いている青森です。

でもおかげさまで現場は着々と進んでおり、建物の外形が分かるようになりました。

いよいよ梅雨に入りましたが、安全に、ちきんと工事が進むように、私たちの仕事はしっかり監理すること。

マスクは相変わらず手放せませんが、おかげさまでほぼいつもと変わらない毎日に戻りつつあります。

まだまだ「終息」ではないけれど、コロナに負けずに行きましょう!

建物は秋完成予定。

どうぞお楽しみに!

2020-06-02 | Blog

上を向いて現場に。

緊急事態宣言が解除されて、社会はいよいよ第2段階へと進みました。

アフターコロナという言葉がよく聞かれるようになりました。

でも本当にアフターと言えるのだろうか?
もう既に今がアフターだとしたら、コロナとはこれからも付合っていくのか?
世界中でコロナが終息するのはいつなのか?
??? が果てしなく続く毎日に、だんだんと麻痺しているような気がしています。
ーーー
そんな中、昨日は全国で花火があがりました。
300年前と同じように、みんなの想いを乗せて打ち上がりました。
ある花火師さんは言ってました「みんな下を向いてしまいそうな時に、少しでも上を向いて歩けたら」と。
ーーー
コロナはまだしばらく近くに潜んでいるでしょう。
でも負けずに人間は生きていきます。
知恵を絞って、助け合って、そして自分にできることを続けてゆけば、
上を向いてみんなで笑える日がきっとやってきます。
ーーー
クライアントご家族をはじめ関係者のご協力のもと、お陰様でまた新たな現場が動き始めました。
6月にしては暑すぎるくらいの晴天のもと、基礎工事が進んでいます。
クライアントご家族も「楽しみです!」と皆さん笑顔。。。
秋の完成を目指してこれから木工事へと進みます。
コロナに負けずにいつも通り、しっかり監理していきたいと思います。
クライアントの可愛いクライアントに描いてもらったアマビエ!?がお守りです(笑)
2020-05-10 | Blog

ステイホームウィークが明けて

いつもと違った大型連休が明けて、 今日は母の日。
ランブラーフラワーズの店先の切り株に不思議なことに新しい芽が芽吹いていました。
コロナの霧はまだ深いけど、ここの「花の部屋」はたくさんの花々が待っています。
そして、花人(はなんちゅ)が想いをカタチにしてくれています。
いつもは当たり前のように言葉を交わすことができた人も、今は会えなかったりします。
1年に一回「ありがとう」を伝えていたことも、今日はできない人も多くいます。
ーーー
  当たり前の日常が、どんなに愛しいことか。。。
  「不要不急」の時間が、毎日をキラキラさせていたんだ。。。
ーーー
そんなことを考える雨の青森です。
想いのこめて花束を贈る人のココロにも、
受け取った人のココロにも、
ぽっと、やさしい花が咲きますように。
Rambler Flowers(ランブラー フラワーズ) 2017年 青森市
2020-05-02 | Blog

今年はステイホームウィーク

1ヶ月前の状況から、また1段階進んでいます。
「改善」というにはほど遠いけれど、みんなで耐えて一歩ずつ進んでいると思いたい、そんな毎日です。
今年のゴールデンウィークは「ステイホームウィーク」となりました。
桜も満開の青森ですが、今年はそっと眺める日々です。
「来年は満開の桜の下で乾杯しようね!」と思いながら。。。
ーーー
「動かずにいること」を強いられている今だからこそ、「居場所」が気になっています。
自宅、職場、それ以外の居場所、、、
臨時休業のお店や自粛を余儀なくされている観光地、さらに身近な公園までもちょっと躊躇してしまいます。
家族がいる人はまだしも、一人暮らしの方にとっての居場所がなくなってしまったら、
それはとてつもなく辛いと、痛感しているのはみなさんも同じではないでしょうか。
ーーー
飲食店の皆さんは「食」だけでなく、こうした「居場所」を提供してくれていたのだと、改めて思います。
テイクアウトでの営業など工夫されてみなさん頑張っていますが、やはりその空間でしか味わえない。。。
テイクアウトで商品を受取る時は「終息したらまたくるからね」という約束を交わしているような。。。
そんな場所がなくなってしまわないように、一人一人ができることを続けていなかくてはと思います。
また、SNSの中では新しい「居場所」が生まれています。
モニター越しに仕事をしたり、仲間と飲み会をしたり。。。
検査薬もマスクも欲しいけれど、それに負けず劣らず渇望していること、
その一つが「誰かと居る場所」なんだと思います。
「居場所」を意識するプロジェクトが多い昨今、その重要性を改めて考えさせられています。
ーーー
  今はひっそりと閉じているけれど、また開く日をじっと待っているその場所。。。
  今は辛いけれど我慢しよう、きっとまたあそこで会える日がくる。。。
  あの場所で一緒におしゃべりした人はどうしているだろうか、電話してみようかな。。。
  コロナに打ち勝ってたら、あの場所に出かけよう!
ーーー
脳裏に浮かぶものが多ければ多いほど、気持ちはきっと楽になるはずです。
実は設計も真っさらな紙に描き始める瞬間、同じことを考えています。
「こんな空間になったら。。。」そう脳裏に浮かんだものを図面にしていくものですから。
考えることは決して楽(らく)ではないけれど、出会った人がそこで過ごす時間をイメージして描くことは楽しい。。。
今年はいつもより多くの時間をもらって、ステイホームしながら考えようと思います。
2020-03-31 | Blog

それでも春はやって来る

新型コロナの勢いがとまりません。
全世界で新型コロナが猛威を振るっています。
1ヶ月前に嫌な予感がしながらも、「きっと事態は好転する」と思っていた(正確には、『思いたかった』)のですが、まだまだ先が不透明なまま春を迎えています。
オリンピックは1年後に延期となり、様々なイベントも延期や中止となり、それでもじっと耐えなければいけないこの状況に皆が息の詰まる思いでいます。
感染で苦しんでいる方はもちろん、大切な人を亡くした方、経済的な打撃を受けている人もたくさんいるでしょう。
先日完成を迎え、いよいよお披露目の予定だった曲屋も、しばし静かにその時を待つことになりました。
ーーー
それでも、ずっとこのままではないはずです。
一時期トイレットペーパーが店から消えましたが、今は徐々にお店に並んできています。
トイレも受注受付がストップになっていましたが、受注再開し始めています。
状況は動いています。
もちろん正常のときと比べ、まだまだマスクや消毒アルコールは無いし、トイレも納期がだいぶかかります。
それでも、状況は動いているのです。
そこで懸命に頑張っている人々がいるからです。
そしてきっと、新型コロナに効く薬も開発されるはずです!
それまで、私たちができることをしっかり続けていくのみ、です。
ーーー
曲屋では、家具などの搬入も進んでいます。
たくさんの人たちがこの牧場の風景や馬たちに癒される、その日を夢見てここでも頑張っている人たちがいます。
いよいよ、新たな呼吸をし始めたこの曲屋に、足を踏み入れ、ここで何かが始まります。
このプロジェクトは、「この曲り屋を未来へつなげたい」というオーナーの強い意志からスタートしましたが
多くの方々に助けられて完成までたどりつきました。
冬の間ずっと頑張ってくれた大工さん建具やさん設備屋さんはもちろん、
馬の歴史をお話ししてくださり蹄鉄を貸してくださった蹄鉄職人のTさん、
この曲屋のために南部小絵馬を描いてくださったSさん、
この地域や場所にふさわしい南部菱刺の図案を考え、一緒に刺してくださったKさん、
馬をモチーフにしたスツールをつくってくれた家具職人のSさん、
他にもたくさんの方々の協力により、100歳を超えたこの建物は次の100年へと向かいます。
その一端を担うことができたのは、とても嬉しいことで感謝の気持ちでいっぱいです。
どうぞ、多くの方に曲屋を感じて親しんでもらえますように。
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明日からは2020年度がスタートします。
私たちはまた新たな場所でもこのプロジェクトについてご紹介していきます。
決して同じプロジェクトはないけれど、ともに考え、ともにつくる人々を集めていく、
その過程が設計の一つの役割なのかもしれません。
建築は一人ではできない、考えるときも、つくるときも。
でも紙にひいたその線に確信と責任を持つのが建築家だと考えています。
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ガウディは言いました「諸君、明日はもっと良いものをつくろう」
身動きがとれない時間は、じっと考え、また新たな空間へ想いを馳せる貴重な時間。
明日、もっと良いものをつくるために。
2020-02-27 | Blog

ここまでの100年、これからの100年

新型コロナウイルスの影響がいろんな所でいろんな形で出始めています。

治療法が見つかっていないことで事態の収束が全く見えない状況です。

「いつも通り」が、どんなに「幸せなこと」か、このような状況になって初めて気づくものです。
震災のときと同様に「予期せぬこと」にどのように向き合うか、また試されているような気がします。
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私たちの仕事も、つくるものは初めから決まっているようで決まっていません。
完成を「予想」するのは、かなり難しいことです。
様々な機能や条件はきちんと見えていない場合が多く、
見えている場合でも混沌としてひとつひとつ整理しなければ
設計がスタートできない場合も少なくありません。
そのためにはクライアントはもちろん、実際につくる人たちとも協力しなければ
建築をカタチにすることはできません。
お互いの考えをやり取りをする、まさにキャッチボールをする感覚です。
最初はぎこちなかったやり取りも、だんだんとお互いに上手になって呼吸のあったキャッチボールに。
新築はもちろんリノベーションの場合でも「新たな空間」をつくるのは同じこと。
最初は遠巻きに見ていた人も、徐々にキャッチボールの輪に加わってにぎやかになってくる。
大勢でワイワイにぎやかになっても、私たちは建築家としてキャッチボールをし続けます。
たくさんのボールが描く軌道が「新たな空間」であり
それを図面にすることが設計することなのかもしれません。
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たくさんの人たちが集まって間もなく「新たな空間」がうまれます。
100年以上も前からここに建っていた厩が、
「新たな居場所」としてもう一度大きく息を吹き返します。
皆がワクワクする春になる。これは今はっきりしています。
世界をどよめかせているウイルスに負けないように、今できることを、やるべきことをやるのみ、デス!
2020-02-12 | Blog

立ち寄るスペースに変化中です!

「2月に入ってもこんなにも雪がない冬は初めてだ」

そんな言葉が挨拶代わりになっていましたが、ここにきて街中が白くなってちょっとホッとしている今日この頃です。
雪が降ることが、良くも悪くも青森での暮らしにこんなにも大きな影響を与えていることを改めて考えています。
昨今の自然災害やじわじわ平均気温が上がっている状況も、「わたしたちは自然の中に生かされている」ことを忘れてはいけないのだと思います。
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さて青森の新庁舎が本格始動してから1ヶ月半になろうとしています。
この短い期間にも、すでにいくつかの催しが開催され足を運ばれた方も多いのではないでしょうか?
この「サードプレイス」自体もゆっくりと起き出すように、その姿を日々変化させています。
もうご存知のかたも多いと思いますが、このスペースへピアノの寄贈があり
国道近くの場所に設置が決まり、何と気軽に弾くことができるのです!
先日新聞でも紹介されていました。
そして新たに家具が入ってきています。。。
こちらは昨年からみなさんと考えてきました。
  市庁舎らしくない楽しげな家具を。
  青森らしい家具を。
  このスペースを様々に変身させる家具を。
メインのテーブルは「A」の脚にのせて。
並べ替えが簡単なように持ち運びが楽な仕様です。
ポップな椅子との組み合わせで、明るく軽やかな空間に。
「りんご箱」をモチーフにつくられたBOXセットしても。
メインソファはオリジナルデザインで、積み重ねても使えるようになっています。
 先日立ち寄ったのは搬入されたまさにその当日。
もうすでに、みなさん普通に使っていました。
積み上げたり、並べ方を工夫すると、様々なスペースを作り出すことができます。
そちらはまた後日。。。
ーーー
このような家具を並べることができた根底にあるのは、5年前の設計時の市民ワークショップでのたくさんの声です。
当時それらがびっしり書き込まれたシートを見ながら聞こえてきたのは
「市民が気軽に立ち寄れる庁舎を!」という言葉でした。
あれから完成まで間に、10階建から3階建へ設計変更になりました。
その時点ですべて白紙に戻ってもおかしくない状況でした。
でもこの「サードプレイス」と南北に貫く「広場」は残りました。
新庁舎に必要なものだと、関わった誰もが(無意識に!?)思っていたからではないだろうか、と
勝手に解釈しています。
もちろん、すべての声を満たしたものではありません。
でもきっと、今後またあのときのように「みんなで青森のことを考える」ときには、
ここで多くの人が参加し、それを見に(聞きに)さらに多くの人が訪れ、広場ではマルシェが開催されている。
そんな楽しげな時間を過ごせる場所は用意できたのではないかと思っています。
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あとは使ってもらうだけ。。。
でもそれも心配なさそうです。
本日設置したばかりのソファでは、さっそく宿題を始める男の子。
 この場所をどんな風に使ったらいいのか。。。
 一人一人が思い思いに、そしてみんなで集まったらみんなで考えて使う。
 そんなあたり前のことだけど、ありそうでなかったスペースそれがこの「サードプレイス」
先日も少女がピアノを弾き出しました。
一瞬にしてピアノの生演奏のあるカフェへ変身!
これからも目が離せません。
市庁舎を考える機会に恵まれた者として、市民として、立ち寄っていきたいと思います!
2020-01-20 | Blog

青森市新庁舎が熱い!

大寒を迎えた青森ですが、道路は路面が見えている状態。
これまでにない雪の少なさ(というか、ほぼ積雪ありません!)に
うれしいような寂しいようなフクザツな気持ちの今日この頃です。
ーーー
地球温暖化の影響で、というわけではありませんが、
青森市役所新庁舎の1階ロビーがすごいことになっています!
本格始動してまだ2週間の日曜日、FMラジオの公開収録がこの「サードプレイス」で行われました。
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ご当地アイドルグループや小学校の合唱団の歌声が響き渡り、
当日限定のコーヒーや食べ物の出店もあり、
集まった人々の熱気でとても冬とは思えない空間に変身しました。
そしてその中の1コーナーにお邪魔して、この空間が生まれた経緯をお話しすることができました。
放送は2月2日18:00〜とのことで、とても楽しみにです!
ーーー
お話ししたのは、この空間を設計した際のこだわりについて。
「市民が気軽に立ち寄れる庁舎を!」という、設計時の市民ワークショプでのみなさんの思いがつまったスペースです。
明るく、開放的で気軽に入れ、外南北に通り抜けが可能になるの広場と連続感のあるように意識しました。
ハードは昨年完成を迎えましたが、この空間の家具について協議会(※)で検討を続けてきました。
庁舎にパントンチェアー?りんご箱??とても楽しげな家具たちがすでに使われています。
さらにオリジナルの家具が間もなく完成する予定で、またにぎやかになっていきます。
そして外部空間も旧庁舎の解体が進み、来年の春には南北通り抜ける大きな広場となって、緑も増えていきます。
ーーー
収録前にいただいたシナリオの中にあった質問は
     「どのように使って欲しいと思いますか?」
これはもうすでに「この場所を使わない手はないでしょう!」ということの裏付けです!
今回のような多種多様なイベントが開催されていくでしょう。
さらに「こう使う!」「これはダメ!」の決まりはまだないことを意味します。
そして、イベント時ではなく普段も思い思いに過ごすことができるハズです。
   ふらっと立ち寄ってコーヒーを飲んで
   学生は友達と宿題して、おしゃべりして
   広場の芝生では子供たちがかけっこして
   だれかがポローンとピアノをひきだして
   隣のテーブルでは次のイベントの打合せ etc.etc.
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もちろん、災害時は防災庁舎として頼り甲斐のある働きをしてくれるに違いありません。
その安心感にプラスして、
   どうなっていくのだろう?
   どんな風に家具を並べ替えて、どんな楽しいことができるだろう?
誰でも立ち寄って、使えて、考えて、いろんな人と一緒にイベントもできる庁舎は、珍しいのではないでしょうか?
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「サードプレイス」は直訳すると「第三の居場所」
原題は「The Great Good Place」(=めっちゃ居心地のいい場所)
それは、家でもない、職場でもない、もうひとつのお気に入りの場所のことです。
ひとりひとりにとって「サードプレイス」は違うもの。
このロビーは、そのサードプレイスを探しに行くためのきっかけのような場所になるのかもしれません。
今まちなかには、いろんな居場所をつくろうとする動きと実際に大小様々な居場所が増え始めています。
自分の居心地のいい場所を探しに、まち歩きが楽しくなったら
まるでねぶた祭りの時のように、まち全体がにぎやかになるでしょう!
そんな未来を想像してしまうような、なんだかワクワクする庁舎に、ぜひみなさん足をお運びください!
(※・・・青森市リノベーションまちづくり協議会)
2020-01-17 | Blog

2020年上半期スケジュール

2020年が明け雪の無い珍しいお正月だと思っていたら、もう既に半月を過ぎました。

オリンピックとパラリンピックに気持ちは高揚する1年となりそうですが、

その直前上半期スケジュールをお知らせいたします!

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1月 青森新市庁舎本格始動いたしました!
昨年末お披露目され、年が明けて本格始動となった青森新市庁舎。
写真は1階のロビー空間です。
りんご箱をモチーフとした家具が入り、市民に開かれた空間となっています。
青森と函館の子供達の絵がお出迎えしていました。
今年は旧庁舎の解体も含め、さらにバージョンアップを遂げていきます。
この場所でどんなことが起きるのか、微力ながらお手伝いが続きます!
さっそく今度の日曜にはFMラジオの公開録音が開催されるとのこと。
6月にはオリンピックの聖火のスタート地点となるなど、目が離せない新たな市民の居場所です。
引き続きどうぞご期待ください!
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2月 銭湯リノベーション完成予定です!
元銭湯の大浴場部分を住まいへリノベーションするというプロジェクト。
入れ子状に箱を差し込みLDKへ、その周囲に緩衝帯となる土間やサンルームなどを配置しました。
ところどころに銭湯時代の面影を残しつつ、青森ヒバのカウンターと一体となったダイニングキッチンなど、
見所が満載のプロジェクトがいよいよ完成です。
詳細は追ってブログでお知らせいたします。
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3月 南部曲屋リノベーション完成予定です!
築100年以上の現役の厩の一部を人の居場所へリノベーション。
登録有形文化財の大きな茅葺屋根の中に、馬房の雰囲気を残しつつ新たな居場所を作っています。
小屋裏のダイナミックな軸組もあらわになって、新旧のバランスを味わいつつ、曲がり屋を知ってもらうきっかけのような場所になればと思っています。
春には本格的にオープン予定です。詳細はブログでお知らせいたします。
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6月 シコウアンドサクゴ展開催
2019年から2020年上半期にかけて完成を迎えたプロジェクトを中心にご紹介する展覧会です。
詳細はブログにて告知して参ります。どうぞお楽しみに!
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このほか、進行中もしくは春スタートのプロジェクトを随時ご紹介していきます。
どうぞお見逃しなく!
2020-01-07 | Blog

2020年、始動いたしました!


皆様あけましておめでとうございます

2020年もよろしくお願いいたします

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今年の表紙を飾るのは、ある町の深い緑に囲まれた古民家群。

そこに足を踏み入れると、タイムスリップしたかのような風景が広がっています。

と同時に、時間が止まってしまったかのような寂しさも。。。

現代では簡単に再現のできない貴重な財産でありながら、

それはとっくの昔に終わってしまった時代の遺産のよう。

人の手から離れてしまった建築は脆いものです。

素晴らしい宝が朽ちてしまう前に、もう一度息を吹き返すにはどうしたらいいか。

単純に壊れた部分を補修し、新しい設備を入れ、掃除をするということではなく、

令和の時代にふさわしい役割を持って、多くの人に愛されるような

そんな古民家再生にチャレンジです。

そんな森を見つめて、黙々と描き上げた一枚。

2020年はどんな色に染めていくのか、とても楽しみです!
ーーー

このプロジェクトの他にも、様々な景色が待っています。

昨日は青森市新庁舎が開庁いたしました。

市民に開かれたスペースは、今年も様々に変化をし続けるでしょう。

その姿は追ってご紹介していきたいと思います。
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そして、今年の一番最初に完成を迎えるのが銭湯のリノベーション。

工事は佳境を迎えています!
2月に完成予定です。

どうぞお楽しみに!

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この他にもプロジェクトが進行中。
随時告知して参りますので、そちらもお楽しみに。

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ひとつひとつ、どれもが個性的なプロジェクト。

その個性がより煌めく解を探して、フクシアンドフクシらしい絵を今年も描いていきたいと思います!

乞うご期待デス!

2019-12-25 | Blog

厩舎リノベーション


南部曲屋風厩舎の工事が進んでいます。

100年以上も前からそこで人と馬が暮らしていた大きな茅葺屋根の厩舎です。

競走馬の生産地として栄えていたこの地域に立つこの建物は、農耕馬として共存していた頃のいわゆる「南部曲屋」とは少々違っています。

でも地域の人々は「曲がり屋」と呼んでいます。

牧場のほぼ真ん中に位置するこの曲がり屋は長い間眠っていました。

今でもその曲がり屋で馬が生き続けています。

そのおかげでこの建物が朽ちずに立っているといっても過言ではありません。

そして今回手をいれることで、また新たな空間として目覚めようとしています。

新たな馬との共存の始まりです。

当時の素晴らしい技術に圧倒されながら、少しずつ手を加えています。

馬房が並んだ空間を活かしつつ、その気持ちのよい空間を今度は私たちに少し分けてもらうために。

現代ではこのような建物を新築することはとても難しい。

これからこの建物を維持していくこともかなり難しい。

そのことをより多くの人に知ってもらいながら、ゆっくりでもちゃんと考えていけるような空間へ。

この曲がり屋が見つめ続けてきた100年。

これからは多くの人が一緒に見守っていく100年へ。


新しい空間が見え始めたその中に、馬の息遣いが感じられそうな柱。

新旧がお互いに引き立てつつ、ゆっくり馴染んでいくデザインに取り組んでいます。

存在は知っていても、何となく近づきがたかった曲がり屋が開かれて

アイスクリーム片手に一瞬タイムスリップしたかのように牧場の風を感じる。

そんな場所に生まれ変わります。

今年も残すところあとわずか。
春の完成に向けて、2020年も工事は続きます。

2019-12-03 | Blog

「オムレッツ!あおもり」ご来場ありがとうございました!

先週の勤労感謝の日に開催された「オムレッツ!あおもり」では、建築デザインのお仕事をこどもたちに体験してもらいました。

お天気に恵まれた会場はAomori Startup Center(アオモリスタートアップセンター)。

起業を目指す方を応援するこのスペースは、平日は多くの方々に利用されています。

でもこの日は子供達でいっぱい!

将来は何か新しいことをやってみたい!と起業相談にくる子もいるかもしれませんね。

当日この会場では、私達の他に「薬剤師」さんの実験と

「プログラマー」さんゲームづくり体験ブースも大盛況!

私たちは会場のストリングカーテン(ひも状のカーテンです!)に沿って模型などを展示しながら奥へと誘う会場構成でお出迎え。

今回の体験は模型づくりの他にも製図体験やパースへの 着色体験とパソコンでのCG体験も。

今やコンピューターを使うことには全く抵抗のないこどもたち。

鉛筆を持つように、感覚的にマウスを操っていきます。

これからコンピューターグラフィックスの建築デザインはますます進化していくでしょう。

私たちもワクワクします。

白い紙を折って、色を塗ってつくる模型作り体験は、毎回こちらが驚きます!

同じ大きさの模型のはずなのに、出来上がるものはひとつとして同じものはない。

平らな紙が立体になって、窓からの眺めを楽しんでいるこどもたちの目は輝いています。

その想像力はそれぞれ違って、新しいデザインのヒントがたくさん見えてきます。

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「この大きな窓からは紅葉がみえるよ!」

「屋根の天辺に青は、遠くからも見えるウチの目印!」

「恐竜と一緒に暮らす家だよ!」

「ウチは6人家族だから、妹もおばあちゃんもつくらなきゃ!」

「いつでも空が見えるように、天井に青い空を描いたよ!」

「大きな木を切る木こりもいるよ!」

「カーポートがいるから紙を切ってつくっちゃおう!」

ーーー

彼らの言葉を聞いているだけでこちらも楽しくなってきます。

そしてその作品にはちゃんと彼らの思いが表現されています。

わたしたちが実際やっていることも同じです。

「設計条件を整理して、想像し、考えて、描いて、カタチにする」

ただ、設計条件がよりフクザツで、こんがらがっているだけ。。。
絡まり合った糸を解くスキルを身につけるのも大切なことですが、何より一番大事なのは想像する力。。。

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彼らに伝えたいのは、

「建築って楽しいよ!だって想像したモノが立体になってたくさんの人が使ってくれるから。」

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どうか少しでも「楽しいっ!」て実感してもらえますように。

そんな思いで今週末は「ワラッシ〜出張版〜」で沖館市民センターへ参ります!

 

2019-11-14 | Blog

オムレッツ!あおもり に参加いたします!

八甲田は白い帽子をかぶり、天気予報に雪マークがつき始めました青森です。

その冷たい空気を吹き飛ばす子どもたちの元気な声を聞けるイベント。

「ワラッシ」「ジョブタウン平内」に参加させていただき、

そして来たる11月23日(土)に青森市で「オムレッツ!あおもり」がいよいよ開催です!

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昨年は「あおもりまちなかキッズ共和国」として開催。

(写真は昨年の会場の様子です)

子どもたちが様々な仕事体験をし、そのお給料でまちで買物体験をするという

何ともスケールの大きなイベントです!

今年はさらにパワーアップし、来週末に開催されます!

建築設計というお仕事を、楽しみながら知ってもらえる機会であることはもちろん、

私たちも「未来の建築家」のキラっと光る瞳に、たくさんの刺激をもらえる楽しみな時間です。

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「ワラッシ」や「ジョブタウン平内」でも体験してもらっている「模型づくり」体験

その他にも、製図板をつかって製図体験や

または、イラスト着色体験ができます。

その他今回はパソコンを使ってCG体験もご用意しました!

「こんな風にデザインして建物ってつくってるんだ!」を体験してもらえたら嬉しいです。

 

チケットの購入など、詳しくは「オムレッツ!あおもり」のホームページ(https://omlets-aomori.com)をご覧ください。

当日私たちはアオモリスタートアップセンターにてお待ちしています!

2019-11-08 | Blog

青森市新庁舎、落成いたしました!

先日、青森市新庁舎の落成式が行われました。

プロポーザルに手を挙げてから5年経とうとしています。

もうそこまで冬がやってきている霜月初めにやっとこの日を迎えました。

「10階建て100億」その数字が大きくフォーカスされた時期もありました。

市長が交代し、市役所機能としての半分以上がアウガを再生するために移りました。

そして新庁舎は「3階建」へ設計変更。

変更といういうよりは新規設計。。。

その紆余曲折を経て実現したのは「サードプレイス」と「南北をつなぐ広場」を持つ防災庁舎。

これは、プロポーザル当初から掲げてきたものです。

アウガとも異なる市民窓口が開かれ新庁舎となりました。

設計当初からワークショップに多くの市民の方が参加してくださいました。

そのころは「サードプレイス」なんて言葉すら誰も知りませんでした。

どういう場所が「サードプレイス」なのか、本当にその場所は必要なのか、皆で考えました。

「単なる庁舎」ではなく「まちにとってこの庁舎はどんな場所なのか」を。

でも、その答えが明確になったわけではありません。

たくさんの意見はどれも熱く、どれが一番というわけでもなく、白い図面の上にカラフルにびっしりになりました。

「サードプレイス」って何ですか?

そう聞かれても明確なお答えは未だにできません。

強いて 言うなら「とびっきり居心地のいい居場所、を目指してチャレンジし続けることのできる場所」でしょうか。

こんなチャレンジができる庁舎は全国にそうは無いのではないでしょうか?

そしてカラフルな市民の思いが、ひとつひとつ実現していったときにきっといつの間にか名前がつくでしょう。

落成式では広場に「あおもりマルシェ」とエントランスギャラリーには「カッチャート」が市民をお出迎え。

見学に来た人は、メディアのインタビューに「こんな場所ができてうれしい」の言葉。

早朝は散歩やランニングを楽しむ人もいると聞きました。

着色がここから始まっています。

年明けから新庁舎が始動、来年は現庁舎が解体されます。

南側の広場がつながって、工事は完成します。

庁舎としての機能を果たしつつ、青森市民の新たな居場所として成長していく姿をこれからも見ていきたいと思います。

そして、青森駅前アウガや新フェリー埠頭など、いくつかの点がつながっていくチャレンジを私たちは続けていきます。

青森新庁舎新築工事にあたり、お忙しい中お時間をさいてご協力いただいた市民の皆様、そして市役所職員の皆様、工事関係者の方々、すべての方に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

そして新庁舎をよろしくお願い申し上げます。

2019-11-02 | Blog

今年も始まりました、こども模型づくり体験!

   今年もこの季節がやってきました!
こどもたちが様々な職業を体験する機会に、私たちも数年前から参加させていただています。
ーーー
本日は青森市にある中央市民センターにて開催された「ワラッシ」。
真っ白な紙を折り、屋根や壁に様々色をのせながら「自分だけのお家」を作りました。
決まった塗り方があるわけではなく、マジックペンや色鉛筆など色も様々。。。
最初はちょっと悩んでも、皆それぞれにスイッチが入ったら黙々、黙々、、、
シーンと静まり返り、かつ、この熱気!
どんなものが出来上がるだろうかと、毎回なんとも言えないワクワク感を味わう瞬間です。
あっという間に1時間が過ぎて。
少々お疲れ気味だけど、ちょっと誇らしそうな笑顔。
家をつくるって面白いな、と少しでも感じてくれたならうれしいです!
今年もいろんなところへ出張します!
今日の誰かの忘れ物。。。
いい感じに色が塗れてる。。。
私たちも楽しみな未来の建築家との出会いが続きます!
2019-10-25 | Blog

[そと]を考える

最近気になるのは、[そと]。

[そと]の部屋。

[そと]のリビング。

[そと]のダイニング。

[そと]のキッチン。

[そと]のお風呂。

[そと]のステージ。

そんなことを考えていたとき、素敵な[そと]の空間との出会いがありました。

幾つかの小さな建物に囲まれたような路地空間。

思わず長居したくなるその空気感に「ぜひこんな空間をつくってみたい」と思うのです。

いろんなモノが集まって、絶妙なバランスをとっている。

そこに開けたスペースがさらなる連続感とリズム感を生み出している。

明快な解があるわけではないけれど、強いて言うならスケール感だろうか。。。

そこにしかない空気がすっぽり包まれたような、それでいて淀むことなくゆるやかに動いている。

まさに相性の良い器のような建築。。。

秀逸なのは、包んでいるのは内部空間ではなく外部空間の[そと]であるということ。

そして建物はもちろん植栽にも手をかけ、大切に育んできた時間というエッセンス。

ーーー

これまでも、冬に閉ざされがちな青森で、[そと]と連続する空間を意識しながら

いろいろな意味で「開く」デザインにチャレンジしてきましたが

今、新たな[そと]の空間を探しています。

ーーー

雪国青森だからこそできる[そと]を。

日常が 非日常となって、私たちを癒してくれる[そと]を。

まちのギャラリーのような[そと]を。

今絶賛実施設計中のものにもそのエキスはきっと効いてくる、ハズ。。。

そんなことを日々考えながらシコウアンドサクゴしております。。。

 

2019-10-15 | Blog

一挙に秋の気配

先日の大きすぎる台風の被害はなかったでしょうか?

最近の異常気象はあまりに頻繁すぎて、少々鈍感になりそうで怖いです。

10月に入っても普段とは違う気温に戸惑っておりましたが、

ここ数日の朝晩の気温に、一挙に寒くなった気がします。

これが「平年並み」かもしれないと思っていると

本日岩木山に「初冠雪」の便り。

確実に冬は近づいてきている今日この頃です。

ここ数年、薪ストーブを設置する方が増えています。

「冬が楽しみになる」ための大きなポイントといっても過言ではないかもしれません。

もちろん手間はかかります。

スイッチひとつで点灯する暖房器具と比較したら、あまりにも手間はかかるかもしれません。

(そのスイッチさえ晩秋に一回ONすれば、春まで触らない暖房方法さえありますね。。。)

でも、その手間をかけてでも得られるものは以外と大きい。。。

先日の大停電では、予想だにしない現代生活の脆弱さが露呈しました。

東日本大震災のときは自身も痛感しました。

エネルギーの問題はやはり避けては通れません。

エネルギーを考える。

エネルギーを大切に使う。

こんなシンプルなことが難しい。。。

—–

でも、薪の炎を見ていると、いろんなことが解決できるような、そんな気がしてくるから不思議です。

写真は「階上の家」

大屋根に覆われた「くの字」型プランの真ん中に薪ストーブ。

どの場所からもその炎が見えて、家族が繋がっている空間です。

階上の家 2019年 階上町

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