澄んだ秋晴れの空の下、柿の実もほんのり色づいてきました。
階上では屋根が葺き終わりました。
くの字型の緩やかに登っていく美しい屋根です。
青森の中でも比較的雪は少なく、敷地も広いのでつくることができるカタチです。
内部も緩やかに天井が登って、くの字に曲がっているためとても広く感じます。
窓もつき、みるみる壁も出来上がりそうなピッチで工事が進んでいます。
でも、内部のご紹介はまだ少し先ですが。。。
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それにしても、自分で描いた図面がカタチになっていくところを見るワクワク感は、設計者だからこそ味わえる醍醐味だとつくづく思います。
次回はどんな風に変身しているか。
ワクワクの監理の日々が続きます。

先日の小雨の中、地鎮祭が執り行われました。
神主様にその土地の神様を祀り、土地と建物の安全堅固、工事安全を祈願していただきました。

土地の購入から始まり、設計を進めてきました。
そして間も無く工事着工です。
今回は店舗併用住宅。
桜の花の咲き始める頃にオープンを。
どうぞお楽しみに。

台風から温帯低気圧に変わったとはいえ、結構な雨と風が吹き付ける平内でしたが、室内は子供達の元気でにぎやか!

初めは緊張気味だった子供達ですが、始まると一気にギアチェンジ!
描き出すと止まらない、止まらない。。。
「こっちから窓を覗いてみて!」というと、目をキラキラさせて「そうかっ!」と何やらまたアイデアがひらめいたよう。
あっという間の一時間でしたが、それぞれの個性があふれるお家が完成しました。

途中から立ち上がり、熱中する子も。

持参した模型にも興味津々。
「これは今作ってるんだよ。」
「ホントー!どこに?」
「階上!」
「???どこ?」
「八戸のお隣りだよ。青森県だけじゃなくて、いろんなところのお家を設計するんだよ。」
「へ〜!」
「お家だけじゃなくて、お店や市役所とかも設計するんだよ!」
「へぇ〜!!」
建築設計のお仕事、もっと、もっと知ってもらえるよう、頑張らなくては!
将来、素敵な建物をたくさん設計してもらえるように!
今度の日曜日は平内で子供達の職業体験に参加いたします。
台風の動きが気になりますが、今回も人気が高かったということで、私たちも子供達に会えるのを楽しみにしています。
そして建築設計という仕事をご紹介できる貴重な機会です。
ということで、今日は改めてブログでも。
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私たちはクライアントから依頼を受け、様々な建物をつくっています。
住宅であれば、そこに住む家族のための空間を考え、
学校であれば、そこに集う学生さんのための空間を考え、
街中にある公共的な建物であれば、もっと様々な人が使う空間を考えます。
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そこで大切なのがクライアントの思い、です。
どんな空間を創りたいか、はっきりイメージがあると設計は進みやすくなります。
でも、明確なイメージを持って事務所のドアを叩く方は多くはありません。
どちらかというと、「どうしたらいいか?どこから手をつけたらいいか?」という場合が圧倒的に多いのです。
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そこで私たちができること。
まずはお話をうかがい、周りに浮遊している様々な事柄を整理し、さらに見えていない部分を明確にしていきます。
いろいろな希望を並べていくと、矛盾が出てきたり、取捨選択をしなくてはならなかったり、そうして悩みながら見えてくるものは一番大切なことだったり。
さらに実際には、法的にクリアしなければならないことや、構造や設備など、インテリアのように目に見える部分以外のことを解決しなければ建物を建てることはできません。
そうした時間を私たちは「建築計画」と呼んでいます。
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そしてやっと設計デザインへと進んでいきます。
プランを重ね、カタログやサンプルを重ね、小さな模型から始まり大きなものへサイズアップし、設計図書を作っていきます。
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これは店舗併用住宅の模型。

店の顔となる空間を、お客様の居心地や使い勝手はもちろん、クライアントの個性が光るものになるようデザインしてきました。
大きなカウンターにお客様との独特な距離感があわられました。
次はいよいよ工事へ。
来春の完成を目指します!
階上で大工さん総出で木工事が進んでいます。
今日は記念すべき上棟式。
最近は珍しくなったお餅撒き。
たくさんの人が集まって、工事の無事を祈願しました。

これから日々移りゆく季節を感じながら年内の完成を目指します!

来る10月7日(日)平内町にて開催されます「ひらないジョブタウン」に参加いたします!
子供達が様々な職業を体験し、働くことの楽しさや大切さ、社会の仕組みを学ぶ機会と交流の場となることを目的として開催されます。
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模型や写真をみてもらい、建築設計というお仕事をご紹介しながら、真っ白な紙に「自分だけのお家」を描いていきます。
好きな色を、好きな風に!
いざ始まると、結構みんな黙々とやり続けるんですよね。
そして、気がつくともう時間!
終わった時には顔を紅潮させながら「疲れた~」って。
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実はこれは設計の基本中の基本、とても大切なことです。
それが立つ場所を、光を、風をイメージして
そこに住む家族を、移りゆく時間をイメージして
その想像力がすべての始まりですから。
子ども達のあふれんばかりのイメージがちゃんとカタチになるように、ちょっとだけサポートします!
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そんな子供達をイメージしながら、ただ今絶賛準備中!
今度もまた、見たことないキラキラした作品ができあがるのは間違い無し!
そして少しでも「建築設計」に興味を持ってもらえたらうれしいです。
では来週、会場にてお会いしましょう!
気がつけば秋は中盤へ。
秋分の日を過ぎて、これからは夜の長さが長くなっていきます。
水を触っても「気持ちいい〜」から「冷た〜い」へ移るタイミングかも、と思うこの頃です。
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まだまだ緑色の現場も、これから色づき始め、駆け足で冬へと向かっていきます。
それと競争するかのように、階上の現場では工事が日増しにスピードアップしています。
敷地周辺の薪棚をお借りして打合せ。
天候に恵まれている間に外側をつくりたいところです。

日本に近づいてきている台風の動きもとても気になります。。。
りんごやお米など収穫の時期でもあるこの季節。
被害がないことを祈ります!

今日は「翔麗祭2018」2日目。
天気は暑いくらいの秋晴れで、屋外ステージは多くの人で盛り上がっていました。
なので、展示コーナーは当初の配置に戻してお迎え。
廊下の箱には今日は男子学生が休憩中。

文化祭の賑わいからちょっとだけ離れて、そこには静寂があるような。
ホッと一息ついて、また次のお楽しみへ出て行きます。
昨日の熱気溢れる密度感ではないけれど、学園のあゆみや展示品を味わう方にとってはゆったり過ごしていただけるようになっていました。

今日は学園のこれまで開催されてきたミュージカルの映像も上映されていて、多くの方が足を止めていました。

「このスペースは文化祭期間だけですか?」というご質問も多かったそうです。
いいえ、このスペースはこれからも存在し続けます。
そしてこの学園に関わる全ての人に解放され、様々な使い方、楽しみ方を待っています。
若い力はもちろん、留学生や卒業生、地域の人々と様々につながりながら、学園ならではのアイデアが生まれ羽ばたいていくスペースです。
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このスペースがどんな風に使われていくのか。
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今日は文化祭前日とはまた違ったワクワクを感じずにはいられませんでした。
いよいよ迎えたオープンの日。
あいにくの天気となったため、屋内へ模擬店のテントブースを移動してのスタート!
当初の配置から、模擬店が立ち並ぶことを考慮して箱を移動。
それが完了するとまもなく人の波。
それが幸運にも絶妙な賑わいを生み出しました!
だれに聞くともなく、中に入って了解し始めて、
展示に見いる人
模擬店で買った物を美味しそうに食べる人
わいわい記念写真を撮る人
車椅子のおばあちゃんや子どもたち
様々な国から来ている留学生
などなど。。。
それぞれの場所で思い思いに過ごしていました。


その光景は自然体であったり、私たちの予想しないもっと楽しい光景だったり。
悪天候がもたらした奇跡だったのかもしれません。
でも、この空間のこれからの可能性を感じずにはいられない、そんな一日となりました。
関係者のみなさま、ありがとうございました。
青森中央学院・青森中央短期大学展示コーナー(仮)いよいよ明日お披露目です!
明日から二日間に渡って開催される「翔麗祭2018」に向けて校内はその準備で大忙し。
展示コーナー(仮)も最後まで大忙し。。
学園のあゆみを物語る年表は準備OK!

他もぎりぎりまで準備に余念がありません。
もうすでにある箱には学生たちが絵を描き始め、ウェルカムモードへ。
どんな絵になったか、は明日のお楽しみ。。。
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そして、いろんな箱の居心地をチェック。
いろんなサイズ感が面白いです。

学生さんはもちろん、文化祭を楽しみに来られる方々にもぜひ楽しんでいただけたらと思います。
明日は私たちも伺います。
その第一歩、とても楽しみです!

青森中央学院20周年記念事業として、展示コーナー(仮)がいよいよお披露目を迎えます。
この地に一番最初につくられ、それから今日までその長い月日を見守ってきた1号館に新たな居場所ができあがりました。
学園の歴史や現在の活動を展示するコーナーとしてはもちろん、学生を中心とした情報発信の場となり、また学生の新たな居場所となるようデザインしました。

元の教室2室を廊下まで開放した黒を基調とした空間に、大小様々な白い箱を散りばめました。その白い箱は展示ケースであったり、スツールであったり、テーブルやベンチを組み込んだ個室型ブースであったりします。
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箱は大きいもの以外稼働で、かつ壁面の一部はホワイトボードとなっており、ゼミや研究発表、サークル活動などに対応可能となっています。
その一つである畳敷の小上りブースは、国際交流に力を入れ留学生の多い学園ならではのイベントなど、楽しみ方がいろいろあるのではないかと考えています。

この空間が、教室でも寮の自分の部屋でもない「サードプレイス的な居場所」として、自然と学園について知り、様々な交流を通して自尊心を育む、そのきっかけになればと思っています。
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いよいよ今週末、青森中央学院「翔麗祭2018」9月22日(土)、23日(日)にてお披露目です。
新たな居場所を見に(体験しに)、ぜひ足をお運びください!
昨日、休日の校舎では現場を囲っていた壁が取り外され、その全貌がオープンになりました。

本来なら当日までベールを被っていたいところですが、既存の廊下にも仕掛けが突出してくるので、止むを得ず、これからフルオープンの中、作業が続きます。

「建築がつくられていく現場」を見ることは通常ありません。
本当に貴重な機会です。
現場に常駐して、通りかかった方ひとりひとりに説明していたいくらい(笑)
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様々な専門職種が出たり入ったり。
刻一刻とその姿を変えつつ、完成に近づいていきます。
週末いよいよオープンです!
現場の囲いの近くでは
「中が真っ黒ろだよ!」
「何になるんだろう?」
と噂が聞こえています(笑)
そして中にはたくさんの白い箱が押し寄せて、セッティング真っ最中。。。

照明も付き始め、展示を待つばかり。
そしてそして私たちは、別室でブレインストーミング中!
ギリギリまで粘っています。

それぞれがそれぞれのベストを尽くしています。
そういう現場では、そのパワーが単なる足し算ではなく、何倍にもなって効果を発揮するのです。
今回もその効果が現れそうです。
近日公開!
どうぞご期待ください。
9月に入ってから、ザワザワすることが続いています。
暑さも未だに衰えなかったり、とても大きな台風が日本を直撃したり、北海道では今までにない規模の地震が発生したり、どこにいても何が起こってもおかしくはない、そんなことを思ってしまいます。
いつからでしょう、最近は自然災害が多いような気がします。
被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げますとともに、その復興が確実に前進することを願ってやみません。
そして自分たちにできることを日々精一杯やっていこうと改めて思います。
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お披露目まであと二週間。
ストイックな空間にいよいよメインディッシュを盛り付けていきます。
緊張感とともに期待感が交錯します。
どうぞお楽しみに!

「石堂の家」最終回は、ちっちゃな家族と気のおけない友人たちのための部屋をご紹介。
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以前は土間にログハウス風の壁で半外部のような空間となっていて、農作業をした時の休憩室としても使われてた一室。

そこに床を新設し、壁には断熱材を入れて完全に内部化しセカンドリビングとしました。

以前土間は、リビングと40センチ近くも段差がありました。
その段差を解消し、小さな水回りや収納などを一緒にした家族用玄関からリビングへとつながります。

ゆるやかに連続し、程よい距離感のあることで、リビングに広がり与えています。

そして最後にメインの玄関へ。
リビング隣の和室につけられていた立派な鴨居。

今回改修対象ではなかった仏間や床の間へとつなぐ役目を新たに担うために玄関正面へ移動しました。
大家族時代にできたこの家とこれからの暮らしをつなぎます。
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そしてもう一つ大切な役目は冬場の寒さ対策。
普段の生活で必要な空間を効率的に暖房します。
どんなにカッコよくデザインしても、防寒着を着ながらの生活では楽しくありませんから。
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(カッコいい)デザインが(快適で)楽しい生活をつくる、と信じて。
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新しい生活を新しい空間でどんな風に始められたか、もう少し待ってお邪魔したいと思っています。
空高く気持ちの良い季節に突入!
気がつけば2018年も3分の2を過ぎました。
まだまだ暑さが続いていますが、いっときの猛暑に比べると雲泥の差。
思考回路がだいぶ回復してきました。
デザインもススム⁉︎(ススメ?ススンデクダサイ??)
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冬までのこの時期にイベント目白押しな青森。
たくさんの魅力的なイベントがバッティングして、目眩がしそうな方も多いのでは?
学校も文化祭で盛り上がる時期です。
その日を目指して奮闘中な現場がひとつ。
木工事を終え、仕上げ工程へ進みます。
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オープニングに備えるクライアントチームと、刻々と変化していく現場と、家具工場を連日飛び回って、多くの人と関わってカタチが出来上がっていきます。
ただ絵を描いていてもケンチクはできませんから。。。
スタートしてからゴールまでの道のりを、たくさんの人に出会いながら進みます。
さぁ、もうひと踏ん張り!

メインのリビングが明るいカフェ空間へと変身したvol.3からの続いてキッチンをご案内。。。
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以前のキッチンは、対面型ながら吊り戸棚などのためにリビングから独立した感じが強かったのです。
もっとリビングとの距離感を近く、明るいキッチンにしたいとのご希望でした。

そこで、壁や柱を開放的にデザインし、リビングとのつながりをもたせました。

また、以前と左右反転したキッチンとすることで、家族用玄関からその奥のユーティリティへとつながる動線を確保し、コンパクトながらも機能的なキッチンになりました。
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続いて、リビングの隣に連続していた和室。

既存の天井や柱を活かして、クローゼットを新設し、リビングとの境界はきちんと間仕切りました。

しっとりとした少し重みのあるグリーンの壁とウォールナットの床と照明をアクセントに、既存の天井や柱とも相性よく和洋折衷の落ち着きのある洋室へと生まれ変わりました。

隣接するリビングとのメリハリが心地良い空間です。
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次回は家族用玄関のセカンドリビングをご案内いたします!
先月のブログでお知らせした階上では、地盤補強工事が終了し、基礎工事が着々と進んでいます。
緩やかな傾斜地に建つ「く」の字型の住宅。
ほぼ平屋建ての空間にスキップしたフロアが上下に続くプランです。
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基礎工事のときは、いつもならこれから立ち上げるボリュームは小さく見えるものです。
が、今回は違います!
大きく見えちゃうんです!(どこかので聞いたような。。。)
傾斜していく先はこのアングルでは写らない。。。

傾斜を吸収するように基礎の深さが異なるため、深いところは2mほどの高さになります。
それだけで、すでに土の部屋ができたような形状。
これから軸組が立ち上がっていくのが待ち遠しい階上の現場です。
「ログハウスのようなリビングを明るいカフェ空間に」
そんなイメージを膨らませて、いよいよ工事がスタートしました。
まずは荷物を片付けて、必要なところを解体していきます。
今回は断熱材も入れ替えて気密性も確保するために、床や壁、天井もいったん外しました。
大きな梁と木貼りの壁が特徴的なリビングは、まさに骨組みだけに。
根元を活かしたダイナミックな大きな梁がいっそうはっきりとみえます。

今回はこの大きな梁を活かして、木貼りの壁は白いしっくい風のカフェに仕上ることにしました。
そんなメインの空間に、プランで整理した動線をベースにあわせてキッチンを組み替え、収納をつくり、照明やコンセントを配置しました。
いつも通りの暮らしの中で、家族がどんな風に朝から夜まで過ごすときに居心地がいいように。
そして時には仕事を、来客を迎え、寒風厳しい季節には暖かな空間となるように。
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それでも今回のように既存の空間に手を入れる時、当初の図面と異なっていることも少なくありません。
さらに木造は特に開けてみないと(解体してみないと)わからないことも多く、実際に造った大工さんの「頭の中の図面」に驚くことも多いのです。
そこが新築の場合と大きく異なり、手の入れ方によっては新築よりもコストがかかるケースもでてくるでしょう。
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「既存の空間をどのように活かしたいのか」
クライアントの中にその考えが明確になければなりません。
もしくは一緒に探していく。
その時間は新築と同様、とてもワクワクする時間です。
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今回もそうして一緒に考えていき、リビングは生まれ変わりました。

天井に変化をつけて間接照明を組み込み、三本の大梁がより良く美しく見えるようデザインしました。
大梁の深い茶色にあわせた床や建具。
奥に開き過ぎないようにキッチンが続きます。
白い壁に濃い茶のラインが入り、明るいスッキリとしたカフェ空間となりました。

続きは次回。。。
お盆が過ぎ、100回記念の甲子園の高校生の姿に感動し、今年の夏も終わりをつげました。
そして、冬が来る前にと言わんばかりに、たくさんのことが動き出しています。
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先月のAomori Startup Centerに続いて、居場所をつくる現場が動いています。
これまでの歴史や創設者の思いに触れ、知ることで、新たな自分を発見できるような場所。
単に新しい家具を置くのではなく、派手な色を使うでもなく、いろんな人々が色とりどりに集う場所。
毎日の時間でも、ハレの日でもいつもそこに開かれている場所。
パブリックな「職場や学校」でもなく、プライベートな「家」でもない第三の何だかとても居心地のいい場所「サードプレイス」
チームでたくさん話し合い、多くの方々のご意見をうかがい、そんな空間となるようにはどうしたらいいか、考えてきました。そうして集まったキラキラしたものを、ギリギリまで詰め込んでいきます!
完成お披露目まで、あと1カ月。
どうぞお楽しみに!

「リフォーム」といっても、そのカタチは様々です。
単純にクロスなどの張り替えで模様替えをするケースから、設備機器を新しくし、またはプランを変えてしまうケースまで。
この他に、住宅をお店に変えてしまうケースや逆のケースもあり、ここまでくるとそれらは「リノべーション」と呼ばれています。
ーーー
今回は、当初の希望をそれぞれ盛り込んでいくと、大きな家をあちこちバラバラにリフォームしてしまいそうでした。
でも大きな課題である「寒さ対策」が難しく、リフォームする部分を集中させることで解決できるのでは、と考えました。
そこで、家族用玄関のリビングとの段差を少なくし、物置をきちんと断熱された部屋につくり変えたプランとしました。
家族用玄関からの動線を考慮し、かつ洗面所との回遊動線が活きるようキッチンも左右を入れ替えました。
ーーー
そしてプランの次は「カフェのようなリビング」のイメージを、明るさと色彩のチャートにより確認。
「カフェのような。。。」といっても千差万別!
イメージの共有ができたところで、詳細の設計へ入っていきました。
ーーー
ここまでの会話は設計するためにとても大切な時間です。
クライアントの希望と思い描く空間がわからなければ、設計はできないのです。
クライアントにとっては楽しくおしゃべり(ある意味質問攻め)している時間も、私たちにとっては設計のヒントが盛りだくさんです。
次回へ続く。。。

私たちの生活は日々変化をしています。
働き方が変わったり、子供が生まれたり、成長して小学校へ入学したり、そして巣立っていったり。
もう少し長いスパンで見ると、特にこの1世紀では「三種の神器」などの生活家電によって大きく変化し、今は携帯電話やパソコンが大きな影響力を持っているのは誰もが実感するところです。
そんな色々な波が打ち寄せる私たちの生活。
その器として住まいも変化していくことが求められます。
ーーー
「石堂の家」もそんなライフスタイルの変化に対応するため、新たな空間へと生まれ変わりました。
今日は、どのように始まり進んで行ったのかを少しだけご紹介します。
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「大家族の時代から世代が移り、新たなちっちゃな家族を迎えて、そのためにログハウスのような今のリビングを明るいカフェのようなスタイルにしたい」
とお声がけいただき訪問すると、それは大きな大きな住まいでした。
たくさんの人が盆や正月ににぎわっているのが容易に想像でき、それを大切にされていることもよくわかりました。
ただ、それゆえ冬期の寒さや寝室までの階段も含む動線の長さなど悩みも多く、その解決がポイントとなりました。
代々の思いを受け継ぎつつ、なるべく激変ではなく、今の生活にあった空間をつくろうと思ったのです。
ーーー
そこで、今の住まいの図面を元に、実測し、暮らしぶりをお聞きしました。
そこから見えてくるリフォームのカタチを、幾つかのパターンをつくり、一緒に考えていったのです。
ーーー
そこから見えてきたのはクライアント家族のこれからの新しいライフスタイル。
どんな空間が生まれたのか。。。
次回へ続く。。。

前回の冬にスケジュールを告知したときは、「日本列島が強烈な冬将軍の襲来にあっている今日この頃、、、」と書いていました。
今は「日本列島が強烈な夏将軍の襲来にあっている今日この頃、、、」という書き出しがぴったりです。
ご挨拶も「暑いですね~」が決まり文句で、さらには夏祭りの季節が到来。
暑さと一緒に気分もだいぶ高揚します!
ーーー
さて早くも8月へと突入してしましましたが、下半期のプランをご紹介いたします!
ーーー
7月7日(土)8日(日) 筒井オープンハウス開催(終了しました!)
7月23日(月) Aomori Startup Center(新商工会館1階)オープン
9月 新たなサードプレイスの誕生⁉︎ATGオープン!
10月 「桂木の家~秋の住み開き」
11月 階上の家オープンハウス
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この他、秋から冬にかけて昨年に引き続いて小学生のための「職業体験イベント」に参加予定です。
それぞれの詳しいご案内は、今後告知してまいります。
お読み逃しなく!
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次回のブログから、8月は上半期をかけて完成した空間をご紹介していきます。
まずは八戸にてリフォームが完成した「石堂の家」から。
見事な大梁を活かして、明るいカフェのようなイメージをカタチにしました。
次回へ続く。。。

最近多くなってきましたリフォームやリノベーション。
ライフスタイルの変化に合わせてプランを組み変えた住宅のリフォームのが完成を迎えました。
写真撮影を終え、お引き渡し。
「100点満点です。今晩から早速ここでご飯にします!」
とお言葉をいただいてホッとひと安心。
開けてみないと分からない改修現場ではありますが、だからこそビフォーアフターは一目瞭然。
職人さんたちも、かなり頑張ってくれました。
完成写真は近日公開。
どうぞお楽しみに!
工事が始まると、最初にするのは「遣り方(やりかた)」と呼ばれる位置出しの作業。
緑生い茂る傾斜地に、水平垂直の「くの字」に曲がった建物をつくる、というシンプルな難問⁈に挑んでいます。
冬場前の完成を目指して、いよいよスタートしました。
乞うご期待!


Aomori Startup Centerがいよいよスタートしました。
いろいろなスペシャリストが集まってできた空間に、
これからは、さらに様々なスペシャリストが集まってスペシャルなモノづくり、コトづくりがスタートします。
昨日もすでにそのひとつが開催!
「◯◯を始めたい!」
そう思っている人をアップするための居場所です。

今月二つ目の完成を迎え、もう間もなくのオープンを静かに待つのは「Aomori Startup Center」
緩やかな曲線に隠れているのは、五感を刺激する様々なスペースです。
それが時には開いて一体となり、訪れる人々は思い思いの場所で新たな出会いを手にする、そんな空間です。
いつもとは違う空間に刺激をうけて、「あ」らたな自分を発見し、「あ」たらしい何かを始める場所です。
ーーー
今、久しぶりに青森の駅前が動いています。
アウガは市役所として、旧サンフレンドビルは商工会議所とAomori Startup Centerとして再び息を吹き返しました。
そして青森駅は新駅として生まれ変わります。
一昔前の急激な変化(進化⁈)とは違うかもしれませんが、それでもまちは動いています。
そこに生きる人々によって。
キラキラ輝く多くの人々のために、そしてその姿に刺激を受けて輝き始める人々のために、このAomori Startup Centerはつくられました。
そこに関われたことをとても嬉しく思います。
その全貌のご紹介はもう少しお待ちください。
オープンは7月23日です。
どうぞお楽しみに!

「暑いですね〜」という挨拶以外は思いつかないほどの階上(はしかみ)の現場。
溢れるばかりな生命力を感じる大きなドングリの木に守られるようなロケーション。
こちらはいよいよ着工です!
ーーー
またひとつが完成し、また別の工事が始まります。
そして、またひとつ一緒に絵を描き始めます。
ーーー
長く愛される空間をつくっていきたいと、気持ちのいい汗をかいた1日となりました。
オープンハウスまであと5日。
残りわずか、お見逃しなく!
オープンハウスいたします!
それまでの月日を大事にしながら。。。
そして、これからの暮らしを思い描きながら新しい空間へと生まれ変わる。。。
ーーー
大きな梁をそのまま残して、明るいリビングへ。
リビングとの間の壁を取り払って、明るく一体感のあるキッチンへ。
隣の和室は木天井を活かしつ、和モダンの洋室へ。
玄関に隣接した土間は、炎のゆらめきを愉しむセカンドリビングへ。
ーーー
ライフスタイルの変化を聞き、より豊かな暮らしをカタチにします。
新築とは違った工程ですが、ワクワクします!
どんな変化を見せてくれるか、完成が楽しみです!

来月オープンハウスを控える現場と同じくして、今佳境を迎えているのがもうひとつ。
既存ビルの一階を新たに開かれた空間に変身させるプロジェクトです。
青森はおろか、全国的にもまだ数少ない試みのための空間デザイン。
既存の空間をどうやって変身させるか、様々な条件をかき分けかき分け進んできました。
でもどんなに複雑で膨大な条件のもとでも、私たちのすることはいつも同じ。
まずは条件整理から。
複雑に絡んでしまった糸をほぐすように、その端っこを見つけるところから始まります。
ーーー
そして最終的に解けた今回のライン。
それは以外とシンプルでした。
こちらも完成まであと一カ月をきり、総力戦真っ只中。
期待と不安が入り混じりますが、今回は心強いメンバーが勢ぞろいしています。
みんなでベストを尽くします!
こちらもどうぞお楽しみに!
