toggle
youtube
instagram
2026-03-22

新建築、掲載のこと

2月の雪が嘘のように消えて、気分は春、のつもりでしたが、

そうはいかないよ、といわんばかりに吹雪のような景色になったり。

その一方で1ヶ月後には桜が咲く、と予報が出たり。

別れと出会いの季節を迎え、いろんなことが慌ただしい青森です。

ーーー

さて、先日ご報告させていただきましたとおり、新建築3月号に「曲屋KANEKO」が掲載されました!

ご覧いただけたでしょうか?

設計事務所としてアトリエを構え、つくった建物が「新建築」に掲載される。。。

それは憧れであり、目標でもある、そんなメディアのひとつです。

掲載にあたり「何を設計し、どう作ったのか」を問われ、改めて作品と向き合う時間をいただきました。

その問いは「建築家としてどう解いたのか」という問いでもありました。

フクシアンドフクシとして目指しているものは何か(何処か)。。。

結構悩んで書いた文章のタイトルは「骨格の表出による時間の連続性」。

あの建物が本来持つ「骨格」を見い出し、時間を繋ぐデザインをした。。。

やっと言葉にできたような、そんな感触がありました。

それをきちんと発信できたことで、また一歩前に進めたような気がしています。

このような機会を与えてくださった多くの方々に改めて感謝申し上げます。

ーーー

気がつけば、「曲屋KANEKO」に限らず「骨格」を常に意識してきたように思います。

建築の骨格とは、物質的なものに限らず、その建物で繰り広げられる人々の動き、その積み重ねられる時間、環境や空気感など様々な要素で成り立つモノで、建物によっても構成要素はそれぞれ違っていると考えています。

それを表出する、それがフクシアンドフクシの目指すデザインなのではないかと思うのです。

クライアントの声を聞き、周りの風や日差しを感じ、その骨格を探しながら手を動かす。

時間はかかるけれど、その先に見えてくるモノをカタチにする。それがウチらしいデザインだと信じて。

ーーー

建築には多くのコトが絡み合っています。

柱や屋根など構造体に照明や空調など様々な設備、窓やドアなどの建具、床や壁などの仕上げとその下地etc.etc.

それらを頭に入れつつ、様々で複雑な諸条件を整理し、そこにしかない空間の線を引いていく。

住宅も、お店も、厩も、門も、庁舎も、新築も改修も変わりはありません。

これからも「骨格を探し、表出し、連続する時間を意識して」設計していきたい。

今回の「新建築掲載」を通して、初心に返れたようなそんな春を迎えています。

新たな出会いが待っている、そんな気分にさせてくれる待ちに待った季節の到来です。