2025を振り返って

先日8日深夜に青森県東方沖で発生した地震は、同県八戸市で最大震度6強を観測しました。
幸い死者などは出なかったものの建物の被害は多く、被害に遭われた方々は大変な年末を迎えていらっしゃると思います。
1日も早く日常が戻ってくることを願っております。
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昨年大雪に見舞われたのとはうって変わって、今年はほとんど積雪のない師走となりました。
それでも仕事納めに合わせたかのように今季初といってもいいかのように降り積もり、市内はあっという間に銀世界へ。
遠く春を待ち侘びる本格的な冬の到来を実感しました。
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今年も多くの人に出会い、多くの機会に恵まれた1年となりました。
建築人として社会に出てから来年で30年。
青森に拠点を移してから26年になりました。
右も左も分からなかった頃、多くの諸先輩に教えられながらつくった建物も歳を取り、改修の話も多くいただくようになりました。
長い間、大切に使っていただいた建物に再会するたびに、建築をつくっていくことの責任と誇りを実感した1年でした。
と同時に、新たに生まれる建築に対しても、いつか再会する遠い未来を思ってデザインすることの大切さと感謝の気持ちを持って線を引いていきたいと改めて思っています。
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先日は青森中央学院大学さんで制作された広報動画が『大学広報メディアアワード2025』動画コンテンツ部門「次世代高校生共感部門」で銀賞を受賞された、とのビッグニュース!
「等身大のその先へ」というタイトルの動画は、学園の卒業生でありアンバサダーでもある王林さんが学生時代についてインタビューを受けているものです。(詳しくコチラをご覧ください!)
インタビューの場所は+C(ぷらす しー)で行われており、大学生活への憧れと希望に満ちた高校生たちにむけた動画に参加できたみたいな気持ちになり、とても嬉しく思います。
建築は人とそこでの営みによって大きくその表情を変えます。
多くの人に使われ、長く愛される建物を、ひとつでも多くつくっていきたいと改めて思いました。
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先日「『このまちに暮らしたい!』をカタチにするプロジェクト」
本年の完結編はDIY体験と交流会でした!
空き家リノベを学生さんと一緒に試行錯誤したプロジェクトは、様々な化学反応を起こしてくれました。
「建築をつくる」ためには、多くの人が関わっています。
そもそも「使う人」が居ないと建築は生まれてこないのです。
主人を無くした建物はその後どうなっていくのか。。。
色々試行錯誤はしていたものの、中々突破口が見えなかったときに手を挙げてくれた学生の皆さん。
『自分ならどう使う?』『誰に使ってもらいたい?』『自分たちにできることって?』etc.etc.
それをすぐさま行動へ。
その結果、2部屋が白い壁に生まれ変わり、そして先日のDIY体験と交流会となりました。
告知する時間も無い中、雪もちらちら降り出す寒い日に集まってくれた方々は、彼らが起こした行動によってつながった方々でした。

いきなりのアポにも快くいろんなお話しをしてくださったご近所さん。
今回のプロジェクトを聞きつけて、空き家リノベに興味津々の行政マン。
交流会には残念ながら参加できなかったけれど、差し入れをしてくれたお隣さん。
学生さんが壁を塗る、と聞きつけてレクチャーしてくれた塗装屋さん。etc.etc.
これまで出会うことがなかった人たちが出会って、建物は息を吹き返しました。
本格的に「使える」ようにするにはまだまだハードルは残っています。
けれど続けることで、さらに多くの人をつなげ「使われる」空間になっていくことを確信する機会となりました。
本プロジェクトに関わってくださった学生の皆さん、そして関係者の方々にこの場をお借りしまして改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします!
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リノベーションは単なる物を新調することではなく、人の行き来を再度生み出すことなのかもしれません。
「Aomori Startup Center」「曲屋KANEKO」「みろく館」etc.etc. これまでも、こんな素敵な出会いがありました。
新年も様々なプロジェクトが続いていきます。
これからもきっと新たな出会いがあるに違いありません。
皆様にとっても良き出会いがありますように。
本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。





