2022-07-30
そこに見える風景を想像して。
感染者数が上昇し続けている毎日ですが、梅雨明けから気温が再び上昇してまさに夏本番、の青森です。
3年ぶりのねぶたの開催直前で、みんなの熱い青森が久しぶりにやってきます。
一挙に動き出したいくつものプロジェクトの熱も相まって、オーバーヒートしないように時折冷却しながら、の毎日です。
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木材高騰の煽りを受けながらも、何とか現場は進んでいます。
内部空間が見え始め、蒸し風呂のような現場で汗だくになりながら打合せ。
カラーもほぼ決まり、設計図を手に現場に通う日々が続きます。
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住宅の場合ですと、お話が始まってから完成まで平均約2年でしょうか?
公共建築など大きなプロジェクトになるとそのスパンは長くなっていきます。
多くのことを整理し、クリアし、デザインしていくからです。
工事の規模も大きくなり、工期も長いケースが多くなります。
そして長く残っていく建物だからこそ、尚更設計期間が大切になるのです。
「この木をどうするのか。。。」
このプロジェクトは「その一言が始まりだった」と言っても過言ではありません。
その木を先日、とうとう伐採することになりました。
ここに至るまで、多くの方々と話をし、考え、線を引きました。
平成の時代を見守ってきたこの木々は、形を変えて残っていきます。
これからの10年、100年を見守っていくために。
この木々に恥ずかしくないように、設計図を片手に現場に通う日々が始まります!