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2022-08-07

念願のねぶたデビュー!

気がついたら県内の夏祭りは最高潮!

日が暮れてからの空気は既に少しひんやりしてきたような。

早くも秋の気配を探してしまう青森です。

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3年ぶりの開催となった青森ねぶた祭り。

「待ちに待った」という思いであるのはもちろん、2020年1月に運用を開始した青森市新庁舎にとって、実は初のねぶた祭り!

窓口機能などの主要部署は、閉ざされていた駅前再開発ビルに再び火を灯すために移り、当初10階建を想定して計画されていた新庁舎は規模を大分縮小しての建設となりました。

それでも、多くの方々と対話を重ねた「青い森の広場」と1階のサードプレイスが実現し、いよいよこれから、と思った時にコロナへ突入。

オリンピックの聖火を迎えることも、そしてねぶた祭りを見守ることもありませんでした。

そしてようやく今年、新庁舎の前を囃子と跳ね人と共に多くのねぶたがゆっくりと通り過ぎていきます。

様々なコロナ感染対策の中での開催のため、桟敷席や放送席などはかなり縮小しており、跳ね人は事前に募集をして人数を限って、観客も大声を出さないように協力してもらいながら、というスタイルでしたが、誰もが祭りを楽しみにしていたんだと改めて「祭」の大切さを感じずにはいられませんでした。

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広場ではマルシェが開催され、街は祭り一色に。

この賑わいの一角を新庁舎の空間が担います。

ノーベル賞の晩餐会が開催されるのはスウェーデンのストックホルム市庁舎。

青森市新庁舎も、世界に誇るねぶた祭りのメイン会場のひとつなのです!

運用開始まもなくのイベント(2020年1月)
その後感染防止対策のため、多くのイベントが中止や延期になった。

老若男女に親しまれる庁舎とは。。。その活用法はまだまだこれから。。。
普段は小学生がバスを待ちながら宿題をしてる、そんな空間でいてほしいと思うのです。

コロナを乗り越え、これからもっと多くの人が足を運びたくなるような場所となりますように。

そう願いながら、遠ざかっていくねぶたの後ろ姿を見送りました。

青森市新庁舎 2019年 青森市