オープンハウス開催いたします!
つい先日まで朝晩の暖房が欠かせなかったのに、この週末は一転20度超の青森です。
あまりの雪の少なさに、春の到来は昨年以上に早くなると覚悟していました。
でもその予想を裏切って3月は中々暖かくならず、今週になってチラホラ桜の開花が聞こえてきました。
ただ、気温の上がり方は優しくなく、全てのつぼみが一挙に咲いて、あっという間に散ってしまうのではないかと感じます。
そして夏がすぐそこまで来ているような、年々短くなる春ですが、いつも以上に慌ただしい今年の春です。
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さて、昨年より工事が進んでおりました住宅がいよいよ完成いたします。
雪が少ないのは工事する側としては大変有り難いことで、新緑の季節にお引き渡しとなりました。
そのお引越し手前のタイミングで、クライアントご家族のご厚意によりオープンハウスの開催です!
場所はつがる市。。。
そう!先場所110年ぶりの快挙を成し遂げた尊富士が中学時代を過ごした場所です!
(尊富士さんの住宅ではありません、念の為。。。)
つがる市は青森県の中西部に位置し、南に岩木山を望み津軽平野が広がり、一部は日本海にも接しています。
青森程積雪量は多くはありませんが、広大な平野を吹き抜ける風がとても強く、冬の寒さは大変厳しい地域です。
でもその気候がもたらす美味な果物や農産物が豊富な地域でもあります。
そんな場所に今回の住宅は建っています。
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北西よりの強い風を「かっちょ」のような壁で受け止めつつ、雨雪を片流れの屋根と一部南側開口部の軒先空間を生み出す下屋とで構成したデザイン。
「かっちょ」とは津軽弁で、地吹雪(じふぶき)体験ツアーがあるほどの強風が吹き荒れるこの地方特有の防雪柵(防風柵)のことです。
木製のものから鉄製まで様々で、家や道路を地吹雪から守ってくれます。
そんな「かっちょ」のような壁と屋根で守られて、内部には伸びやかなプランが広がっています。
その東西に長いプランに沿って伸びる長い本棚。
本棚が部屋を間仕切り、かつそれぞれの部屋を繋ぎます。
勾配屋根による空間を大小様々な梁と柱と長い本棚が、吹き抜けの空間に変化を与えるデザインです。
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現在、工事は最終仕上げの段階。
私たちも我が子の旅立ちを見守るような、少し寂しい、でもワクワクするこの時期です。
写真では味わえない空間の実体験ができる貴重な機会です。
お出かけするには絶好の、4月27日(土)1日限りの開催です。
ぜひ、足をお運びください!
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見学ご希望の方は、お電話(017-734-6225)またはメール(ffarchi@w5.dion.ne.jp)までご一報ください。
その際にお名前、ご連絡先、見学ご希望時間をお伺いいたします。
その後、開催場所についてのご案内をお送りいたします。
お申し込みは4月25日(木)まで。
お申し込み多数の場合は先着順となりますので、ご了承ください。
お待ちしております!