2021-02-28
三寒四温
日が長くなり、陽射しも強くなっているのを実感できるようになりました。
とは言え、まだまだ歩道や道路脇の雪は消えそうにない青森です。
それでも、令和2年度が終わろうとしています。
コロナや積雪などの苦難をなんとかやり過ごして新しい年度へと向おうとしています。
極寒の中、進んできた古民家の再生も佳境に入りました。
静かに眠っていた空間が、令和仕様で再起動します。
大きな曲梁を巧みに組んだ小屋組に令和の技術が埋め込まれていきます。
高い技術の職人さんたちが総出で進行中です。
建具や家具も最終工程へ。
ここにしかない居場所を彩っていきます。
このまちの不思議な魅力を体感するスポットのひとつとして、
そしてもうひとつ、まちのひとの新たな居場所として。
まちの歴史を物語る江戸末期の見事な合掌造り元に、
「懐かしいけど、新しい居場所」がもうすぐでき上がります。
いろんなひとと出会い、知れば知る程に不思議な魅力のこのまち。
いろんなひとが立寄り、集う場所になりますように。
明日から三月、春も目の前までやってきています。
お披露目の日が待ち遠しい今日この頃です。