二つの公(おおやけ)が、嬉しい二つの受賞です!
もうすでに夏が来てしまったのか???
梅雨はどこへ???
と感じてしまうほど、夏日が続いている青森です。
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さてこの度、私たちが設計チームとして参加しました「青森市新庁舎」が青森県の景観賞を受賞しました!
先日行われた「令和6年度景観フォーラム」にて、西市長が宮下知事から賞状を受け取りました。
プロポーザルにて設計者として選定され、当初の10階建から一部アウガへ関係部署が移転することとなり3階建を再設計。
工事完成後、全世界でコロナ渦へ突入。
予想だにしないこの10年でした。
先には日本建築学会の新人賞にも選出され、建築雑誌「新建築」に掲載され、多くの客観的なご意見をいただけるようになりました。
住宅とは違い、多くの方々が利用する公共建築。
より多くのご意見、感想を受取ながら、次のデザインに活かしていきたいと思います。
関係者の皆様、そして利用している市民の皆様、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
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そしてもう一つ嬉しい知らせが。
「正門ひろばen」が「日本空間デザイン賞2024」LongListに選出されました!
こちらも多くの方々が利用する公(おおやけ)の建築。
正門でありながら、地域に開かれた場所としてデザインしました。
元々、10年後の未来を見据えてキャンパスグランドデザインを描き、その第一歩が「正門ひろばen」です。
学園の建学の精神「愛あれ 知あれ 真実(まこと)あれ」を英語表記にしたモニュメントは、多くの学生の目に留まるようになりました。
卒業生の王林さんが出演する学園CMにも、ワンシーンが組み込まれています!(15秒の中の一瞬です↓↓↓)
その様子は、通りを行く車や人の目にも。
コンセプトは、「様々な人がふっと立ち止まるような「とまり木」のような場所」
学園の新しい顔として、これからもっともっと使われていくでしょう。
今後も進化し続ける学園を、建築の目で見続けていきたいと思います。
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住宅のような個人の建築も、周りがあってこそ。
小さいも、大きいも関係なく、常に周りを意識して、「どう開くか」「どうつながるか」デザインしてきました。
これからもそれは続きます。
そしてもうすぐ、また新たな公(おおやけ)の建築が完成します。
そちらはまた改めて。
どうぞお楽しみに。