春の気配
いつになく多い雪にただひたすら耐えていた寒い季節から、あっという間に街中の雪はあらかた消えてしまった青森です。
日も長くなり、日差しも強くなりました。
気がつけばもう三月も後半、新年度のスタートでザワザワしている今日この頃です。
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季節は間違いなく移っているのに、いまだにコロナは居座っています。
オミクロンの感染力はケタ違いだったのか、県内の日々の感染者数はここにきて更新し続けています。
そして世界では今戦争が。
戦争を知らずに生きてきた私たちが、第三次を目の当たりにすることになる(なった)のでしょうか?
そしてここにきてまた大きな地震も。
私たちは地球から次々と試練を与えられているのかも、と思わずにはいられません。。。
そして、乗り越えられない試練は与えられない、と信じたい。。。
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いつもなら春の気配に浮き立つ時節ですが、様々あってそうもいかない今年の春。
こんな時こそ、やるべきことを、ブレずにいきたい思っています。
コロナ禍でいろんな物が値上がりしていますが、今年は工事もいよいよ動き出します。
丁寧に進めてきた設計を、カタチにする大切なステップへと進みます!
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そして新たなプロジェクトもスタートするこの季節。
様々な「居場所」をデザインします。
こども達の居場所、本を愉しむ居場所、安らぎの居場所、心の拠り所となる居場所etc.etc.
必要な機能を果たすだけではなく、「単なる空間」を「居場所」へとデザインする。
そのためにたくさんの会話を重ね、たくさんの情報を整理していく。。。
それが設計のシゴトだと改めて思います。
どれも大切なことだけれど、その人にとって(その居場所にとって)本当に大切なことは何なのか。
それを掘り起こしていくことによってできたデザインは、その人だけでなく、その場所を訪れた他の人にも伝わるデザインになると思うのです。
その過程を丁寧に、また白い紙に向かいたいと思います。
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きっとみんなに春が来る、きっともうそこまでやってきています。きっと!