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2018-12-17

キッズ共和国、ご報告第三弾!

キッズ共和国続いては、、、

「紙で家をつくろう!」以外にも、今回はプチ体験という試みもあって、そこではこれまで描いていたイメージイラストを下絵に塗り絵のコーナーをつくりました。

現在、CG(コンピューター グラフィックス)やVR(バーチャルリアリティー)の技術の進歩が著しくより高度なプレゼンが可能になってきていますが、私達は「手を動かして考えること」を大切に思っています。

「設計する」=「図面を描く」ではありません。まだ何も手つかずの状態からデザインを起こしていくときに、想像したイメージをカタチにしていくために、たくさん絵を描いたりします。

これまでに描いてきたいくつかのイメージイラストの中から、好きなものを選んで好きな色を塗ってもらいました。

同じモノクロのカットでも、色の付け方で様々な空間に見えてくるから面白いものです。

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そして今回、これまで参加してきた職業体験イベントでは経験がなかった中学生対象のコーナー。

ここでは小さな製図板を用意し、図面の手描き体験を準備しました。

学校内での職業体験はこれまでも開催されてきたようですが、人数制限のために生徒が自分の希望する職業をなかなか体験ができない、という声もあったようで、今回は興味がある職種をできるだけ多く体験したり見たりすることができるように、という目標を掲げてのイベント開催だったそうです。

見たことの無い製図板に(今は実際の設計事務所でも珍しいかも???)目をキラキラさせて、丁寧にきれいに仕上げてくれました!

「将来、設計をしたいんです!」と言ってくれた女の子も。

将来、楽しみな彼らです!

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このほかにも、Aomori Startup Centerの会場では様々な職業体験が行われました。

裂織体験や

プログラミング体験

店員販売体験

そしてこの会場だけではなく、まちで働くひとたちの協力のもと、それを直に体験できるという「キッズ共和国」

「おしごと図鑑」を手に、50近いお仕事体験がまちのいろんなお店でできるイベントは今まで聞いたことがありません。

今回だけでなく、あおもりだけでなく、もっと広がっていってほしいイベントだと思いました。

そして、建築デザインがどんなに面白く、こんなにも身近にあることをもっと知ってもらいたい、と。

Aomori Startup Centerは空きビルの一角をリノベーションして半年。

ここでのイベントはもう既に60を超えているそうです。

老若男女関係なく、サードプレイスとして活き活きしているのを体感したキッズ共和国でした。

参加してくれた皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました。

追伸。

次回、小学生のための職業体験「ワラッシ」に参加いたします!

また未来の建築家に会えるのを楽しみにしています!