2022年に感謝して
12月半ばのまとまった雪は、最近の穏やかな気温の推移と早速の排雪により、「ほぼ雪が無い青森」という珍しい大晦日を迎えています。
その一方で、大雪に見舞われた地域があり、
世界では戦争が続いている地域があり、
そしていまだにコロナは終息せず、危機的状況にある地域も。。。
ニュースで世界中の情報をリアルに手にすることができるようになった時代。
これまでは、何となく「画面の向こうの話」に感じていました。
でも、最近の問題はいずれも「明日は我が身」
これ以外にも多くのことが紐づいて溢れ出て来ている、そんな気さえする年の瀬です。
でもでも、1年365日。
嬉しいことも楽しいことも多くありました。
きっと前に進んでいる、そんな気持ちで新しい年へ向かいます!
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振り返ってみると、いつも以上に多くのプロジェクトが集中した一年でした。
2年もの感染対策の生活から、このままではいられない気運が起こり、多くのプロジェクトが動きました。
それまでの雪の下で春を待つ小さな芽が一斉に顔を出すように、じっと耐えていた時間が一気に動き出したのは私たちだけではなかったはずです。
建物の大きさに関わらず、デザインをするということはそれだけのパワーを使います。
息つく暇なくスタッフと共にフルスロットルで走り抜けた1年となりました。
ご紹介しきれなかったプロジェクトは、年越しでお伝えしていきたいと思います!
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同様に新鮮な体験も多くありました。
「曲屋KANEKO」のiFアワード受賞を受け、様々な方々から講演会のご依頼を受けました。
先日のオンライン講演会でも多くの方に拝聴いただき、たくさんの感想もいただきました。
このような機会を与えてくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
高校生や大学生に話す機会では「建築家の仕事」について、その魅力と苦労と希望を少しでも伝えられたら、と思いました。
「希望」とは私たちではなく、彼らそのものです。
未来をつくっていく彼らに「希望」を見ていると。私たちの「願い」を。
私たちはちょっとだけ先を歩いているだけで、そのバトンを繋いでいきたいと感じた1年でした。
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年を挟んでいくつものプロジェクトが来年完成を迎えます。
またひとつ、ふたつと伝えていけるように、ゆっくりですが一歩一歩進んでいきたいと思います。
みなさま、良いお年をお迎えください!