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2019-12-03

「オムレッツ!あおもり」ご来場ありがとうございました!

先週の勤労感謝の日に開催された「オムレッツ!あおもり」では、建築デザインのお仕事をこどもたちに体験してもらいました。

お天気に恵まれた会場はAomori Startup Center(アオモリスタートアップセンター)。

起業を目指す方を応援するこのスペースは、平日は多くの方々に利用されています。

でもこの日は子供達でいっぱい!

将来は何か新しいことをやってみたい!と起業相談にくる子もいるかもしれませんね。

当日この会場では、私達の他に「薬剤師」さんの実験と

「プログラマー」さんゲームづくり体験ブースも大盛況!

私たちは会場のストリングカーテン(ひも状のカーテンです!)に沿って模型などを展示しながら奥へと誘う会場構成でお出迎え。

今回の体験は模型づくりの他にも製図体験やパースへの 着色体験とパソコンでのCG体験も。

今やコンピューターを使うことには全く抵抗のないこどもたち。

鉛筆を持つように、感覚的にマウスを操っていきます。

これからコンピューターグラフィックスの建築デザインはますます進化していくでしょう。

私たちもワクワクします。

白い紙を折って、色を塗ってつくる模型作り体験は、毎回こちらが驚きます!

同じ大きさの模型のはずなのに、出来上がるものはひとつとして同じものはない。

平らな紙が立体になって、窓からの眺めを楽しんでいるこどもたちの目は輝いています。

その想像力はそれぞれ違って、新しいデザインのヒントがたくさん見えてきます。

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「この大きな窓からは紅葉がみえるよ!」

「屋根の天辺に青は、遠くからも見えるウチの目印!」

「恐竜と一緒に暮らす家だよ!」

「ウチは6人家族だから、妹もおばあちゃんもつくらなきゃ!」

「いつでも空が見えるように、天井に青い空を描いたよ!」

「大きな木を切る木こりもいるよ!」

「カーポートがいるから紙を切ってつくっちゃおう!」

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彼らの言葉を聞いているだけでこちらも楽しくなってきます。

そしてその作品にはちゃんと彼らの思いが表現されています。

わたしたちが実際やっていることも同じです。

「設計条件を整理して、想像し、考えて、描いて、カタチにする」

ただ、設計条件がよりフクザツで、こんがらがっているだけ。。。
絡まり合った糸を解くスキルを身につけるのも大切なことですが、何より一番大事なのは想像する力。。。

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彼らに伝えたいのは、

「建築って楽しいよ!だって想像したモノが立体になってたくさんの人が使ってくれるから。」

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どうか少しでも「楽しいっ!」て実感してもらえますように。

そんな思いで今週末は「ワラッシ〜出張版〜」で沖館市民センターへ参ります!