来たる10月29日(土)、30日(日)、新庄市民文化会館にて開催されます「第24回建築家展」に参加します。
会場にて、お待ちしております!
来たる10月29日(土)、30日(日)、新庄市民文化会館にて開催されます「第24回建築家展」に参加します。
会場にて、お待ちしております!
漠然としたイメージが、いくつもの案を経てプランが決まり、それからも時間を積み重ねていろんなことを決めていきます。
その中で、色がつく瞬間はまた新鮮です。
同じ建物でも、その色によって印象が全く違います。
同じ「白」でも、「柔らかい白」「キリッとした白」など様々。
東からの朝日、南中の光、西からの夕陽によっても、その表情は様々。。
そして、人によってもその感じ方は様々。。。
そんな色のお話をしていると、時間はあっと言う間に経ってしまいます。
今日は作品を発表する日でした。
完成して、お引き渡しをして、その空間が使われ始めてから、改めて向き合う貴重な時間でした。
初めてお会いしてから、何を話し、何を考え、何を悩んで、どんなカタチにしていったのか、思い返すとたくさんあり過ぎて、書いた原稿ははるかに時間オーバー。
そこから削ぎ落として見えてきたモノ。
また新たな気づきがありました。
このようなチャンスをいただき、本当にありがとうございます。
建物の正確な位置を示す遣り方。
長かった夏も終わり、高く澄んだ秋空。
いよいよ工事が始まりました。
今回は南に鋭角な敷地。
現場に立ち、改めてその奥行きを感じます。
立ち上がっていく過程が、とても面白いのです。
奥州市での工事がいよいよスタートします。
思い起こせば、初めてお会いしたのはもう数年前のこと。
子供たちの成長と共に温めてきた想いがカタチになる時を迎えます。
その節目に立会えること、嬉しい限りです。。。
ご依頼いただいて初めにすることは、ヒアリングです。
希望すること、困っていること、夢見てること、心配なこと、楽しみなこと。。。
それ以外にもたくさんおしゃべりをすることが多いです。
家族のこと、休日のこと、趣味のこと、苦手なモノ、記念日や大切な思い出、などなど。。。
そして、プランニングがスタートします!
いろんなことを整理しながら組み立てていきますが、出るわ出るわ。。。
これが建築計画の時間でしょうか。。。
きっとこんなことをして楽しむだろうなぁ、とか
でも、これも好きかも!とか
もしかしたら、こんな感じが以外とぴったりかも?とか
そんな風にして生まれたいくつものプランの中から、最終的にはたったひとつ選ばれていきます。
さてさて、今回はどれが一番お気に召されるでしょうか。
生みの苦しみでもあり、でもだからこそ、楽しい時間なのです!
この夏オープンデスクの学生さんが頑張って作ってくれた50分の1サイズの力作。
こちらの住宅はいま設計の最中なのですが、これくらい作り込んだ模型があると便利ですね〜。
壁が取れて覗けます。
やりすぎない範囲で材質や色に変化をつけています。
建築模型はジオラマやドールハウスとは違ったものでして、
ただリアルに作り込めばいいというものではなく、
ほどよく抽象的であることが大事なのです。
(と、建築家の中村好文氏が言っていました)
とくに内観はイメージしやすい…
今日から学生さんの事務所修行が始まりました!
まずは自分の作品を紹介することから。
設計力もさることながら、プレゼン力もかなりハイレベル。
ひょんなことから、伊東豊雄さん設計のせんだいメディアテークのプロポーザル立ち上げ時の話題になったら「生まれた時から在りましたから…」
そうかー。。。
月日の流れを感じずにはいられませんでした(汗)
何はともあれ、短い時間ではありますがガンバッテもらいましょう!
さきごろ上京した際に建築めぐりをしてきました。まずは文京区湯島にある国立近現代建築資料館にて開催されている『資料にみる近代建築の歩み』展へ。
こちらは非常に興味深い展覧会でした。また展示内容だけでなく、2013年に国土交通省関東地方整備局によって改修されたというこの資料館じたいが上質で魅力的な建築です。
既存外壁を杉のルーバー、ポリカ、ステンレスメッシュで覆っているとのこと。洗練されたファサードが構成されています。
繊細ですね…
館内にもルーバーが… 浮遊感があります。続いてアントニン・レーモンド(1881-1976)作の星薬科大学本館(1924)へ。品川区荏原にある単科大学です。この日は公開日でした。
レーモンドはライトの弟子なので、とくに細部に師匠の影響が多く見て取れました。
続いて目白の吉村順三記念ギャラリーへ。ここはかつて事務所だった建物で、現在はOBの方々が吉村順三専門ギャラリーとして活発に運営されています。
まさにここで傑作群が生み出されたのだと思うと胸が熱くなります…
続いて坂倉準三、新宿西口広場(1967)。
流行の現代建築ももちろん良いけれど、「近代」という近過去とそれが生み出した建築に思いを馳せるのも日々の仕事への意欲をかき立ててくれるものだな、と思ったのでした。
私たちが関わる住宅計画、当然ながら敷地は毎回様々です。とはいえ傾向として区画整理されたいわゆる住宅(密集)地が多いのですが、こちらの計画は平野の真ん中に位置するのどかで広々とした場所。敷地面積にゆとりがあるので、建物の形も自由に考えられます。
こんな案を経て…
こちら ↓ が最新案。延床面積も大きくなりました。
郊外だから山荘風?
7月1日(金)に行なわれた渡辺篤史さんとの建築トークイベント「建築家のこんな家に住みたい」にご来場いただきありがとうございました。
私達自身、とても刺激的で貴重な体験をさせていただきました。それを、これからの設計に活かしていきたいと思います!
7月1日(金)16:00〜17:30、ASJ八戸スタジオ(田名部組)安全大会記念 特別企画として、「渡辺篤史の建もの探訪」でおなじみの俳優・渡辺篤史さんとの建築トークイベント「建築家のこんな家に住みたい」が八戸プラザホテルにて行なわれます。皆様お気軽にご参加下さい。
こちらはまた別の住宅プロジェクトの模型たち。
例によって長いスタディを経て…
幾度かのプレゼンを重ねて徐々に方向性も定まり…
ようやく形態が決まって、外壁と屋根の色を検討する模型まで辿り着きました。
めでたしめでたし。
(まだ終わってないけど)
ボール紙でスタディ(検討)模型を作って事務所内であれこれ検討したら、次は良さそうな案を詰めて、クライアントさんにお見せするプレゼン(提案)模型を作ります。
実物の100分の1サイズの真っ白な模型です。屋根も天井も接着固定されておらず、分解して中を見れるようになっています。敷地から内部までわりと丁寧に作ります。
その1、T字型案
その2、ほぼ平屋案
5個目で決まる時もあれば、20個作ってもまだ決まらないことも…あるとか無いとか…
今回はどこまで行くでしょう?
あーでもない、こーでもない、といろいろ試行錯誤中。
段々と住む人の目線に。
(なっているといいな、という希望的観測)
その一方で、「まだまだ出来る」ような気が。。。
次の打合せまで足掻きます!
「屋根の家」などで御馴染みの手塚貴晴さんの講演会が無事終了しました。世界を走り回っている同氏が青森にいらしたというのは、とってもすごいことだと思います。当日は、建築デザインはもちろん、お話もとても面白く楽しい時間を過ごせました。高校生や宮城からわざわざ聞きにいらした方など、多くの方に足をお運びいただきとてもいい講演会となりました。手塚さん、本当にありがとうございました。
フクシアンドフクシ建築事務所のホームページをリニューアルいたしました。
作品や、お知らせなどを随時掲載してまいります。
これからもどうぞよろしくお願いします。