2019年フクシアンドフクシが始動しました!
上半期の告知をする前に、今年はオープンハウスの告知からスタートです。
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昨年より工事を進めてきました「階上の家」がいよいよ完成を迎えます。
つきましては、クライアントのご厚意により、来る1月12日(土)13日(月)に
オープンハウスを開催する運びとなりました!
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「階上の家」は傾斜地に立つ「く」の字の住宅です。
緩やかに緑が深くなっていく敷地に、
スキップした「く」の字型の空間を内包しています。
既存の住宅の眺望を妨げないように低く高さを抑えた「く」の屋根が
緩やかに登っています。
内部はリビングを中心に、「く」の字に連続した空間が広がります。
敷地に沿うようにスキップして下がっていく客間からはとっておきの四季の眺めが。
そしてその上にスキップする将来の子供部屋となるフリースペースは、
ダイニングからとても距離が近くロフトのような遊び心をくすぐる空間です。
サンルームやウォークインクローゼットを抜けて、
寝室の一番奥の天井を低く抑えた場所は和の書斎空間。
薪ストーブやマンゴーイエローのキッチン、パントリーや水周りまで、
様々なこだわりがキラリと光る「階上の家」です。
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年末にはほぼ仕上った状態となり、今まさに完成目前です。
言葉ではもちろん、写真でもなかなかお伝えするのが難しい空間を、
ぜひこの機会に体感してください!
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予約制となっておりますので、見学ご希望の方は、お電話またはメールにて以下の項目ついてお知らせください。
追って、詳しいご案内をお送りいたします。
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お名前 :
ご住所 :
電話番号 :
e-mail adress :
ご希望の日時(いずれかをお知らせください):
1月12日(土)午後
1月13日(日)午前
1月13日(日)午後
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どうぞ、この機会をお見逃しなく!
今年のお正月も今日まで。。。
待った無しで2019年もスタートを迎えます。
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今年も昨年に引き続き、様々な第三の居場所【サードプレイス】づくりが進みます。
昨年、といってもつい3日前の新聞にはAomori Startup Centerについての記事が掲載されました。
そこには「利用者延2,600人」の文字!
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アウガに青森市役所が移転してから一年。
街に人がどんどん少なくなっていることを肌で感じてきたこの20年でしたが、皆が模索し、小さなことからでも動いてきたことで、何かがでも確実に変わり始めています。
そのひとつの居場所として、この空間がたった半年でこんなにもたくさんの人に使ってもらえたのは本当に嬉しい限りです。
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利用者の声は「対話からイノベーションが生まれそうな空間」と。
空間を提供している商工会議所の声は「日頃から利用者でにぎわい、利用者同士でビジネスのつながりが生まれる拠点になれば」と。
提供する側の押し付けではなく、利用者が思い思いに使え、そこで出会い、何かを得て、立つ。
ときには誰かチャレンジしたい人の背中を押すことさえある。
そんな空気感がこの場所にはあります。
そんな様々な人達を緩やかにつなぐのが、曲線のストリングカーテンです。
そのときその瞬間で、空間を無限に変えるカーテン。
今年もたくさんの人に、様々に使っていただけますように。
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そして今年も、見たことのない居場所が生まれそうです。
大小様々。条件様々。
でも共通して求めらているのは、気持ちの良い空間。
大切なのは、「そこでは何が気持ちが良いのか?」
その答えは皆違います。
それを感じてカタチにすること。
それがフクシアンドフクシのデザインです。
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さぁ、明日から2019年のフクシアンドフクシがスタートです!
2019年が幕を開けました。
一面の銀世界ではありますが、気温はさほどひくくなく、どことなく穏やかな青森です。
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第三の居場所【サードプレイス】のデザインが今年も続きます。
ドローンが空高くから映しだす視点や
VRでちょっと先の未来を覗いたりしながら
でもやはり、その場所にしか無い風や香りを感じながら
たくさんの方々と一緒にカタチにしていきたいと思います。
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本年もよろしくお願いいたします。
2018年もあと残りわずか。
やはりあっという間に師走は過ぎ去って、年末に寒波の到来。
やはり(やっと)青森らしい雪景色となりました。
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秋の文化祭にお披露目となった青森中央学院・青森中央短期大学の展示コーナー。
どんな名前がいいか、みんなで考えて決まったその名は
「+C(プラス シー)」
その隣にはメッセージが添えられています。
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プラスシーにようこそ
ここは、学生も、地域の方も、だれでも使えるCommunityエリア
勉強OK。休憩OK。待ち合わせOK。ゼミやサークルの活動はもちろん、イベントだっておこなえる
自分たちのCultureをCreate。
過去から現在そして未来へと本学園の誇りをConnect
さあ、あなたのCをプラスしよう
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様々な【C】を思い描いてつけられた名前です。
どんな風にこのスペースを使うか、それはあなた次第。
いろんな人と出会い、いろんなことをここでチャレンジ【Challenge】できる。
展示コーナーでありながらも、学生はもちろん、さまざまな人達の居場所です。
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おかげさまで、時間をかけて考え、またゆっくり成長していけるスペースとなりました。
これからここで起こる出来事に私たちもワクワクしています。
このような機会【Chance】を与えてくださった関係者の方々に改めて感謝いたします。
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今年もたくさんの人にお世話になりました。
今年はたくさんの人が使う空間をデザインする機会にも恵まれました。
2019年は新年号となり、オリンピック目前の何かと気持ちが高ぶってくる一年となりそうです。
亥年にあやかって、猪突猛進したいところですが、大きく目も見開いてその進むべき道を誤ることがないよう、気持ち新たに進みたいと思います。
来たる年が皆様にとって幸多い年となりますように。
来年もよろしくお願いいたします!
キッズ共和国続いては、、、
「紙で家をつくろう!」以外にも、今回はプチ体験という試みもあって、そこではこれまで描いていたイメージイラストを下絵に塗り絵のコーナーをつくりました。
現在、CG(コンピューター グラフィックス)やVR(バーチャルリアリティー)の技術の進歩が著しくより高度なプレゼンが可能になってきていますが、私達は「手を動かして考えること」を大切に思っています。
「設計する」=「図面を描く」ではありません。まだ何も手つかずの状態からデザインを起こしていくときに、想像したイメージをカタチにしていくために、たくさん絵を描いたりします。
これまでに描いてきたいくつかのイメージイラストの中から、好きなものを選んで好きな色を塗ってもらいました。
同じモノクロのカットでも、色の付け方で様々な空間に見えてくるから面白いものです。
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そして今回、これまで参加してきた職業体験イベントでは経験がなかった中学生対象のコーナー。
ここでは小さな製図板を用意し、図面の手描き体験を準備しました。
学校内での職業体験はこれまでも開催されてきたようですが、人数制限のために生徒が自分の希望する職業をなかなか体験ができない、という声もあったようで、今回は興味がある職種をできるだけ多く体験したり見たりすることができるように、という目標を掲げてのイベント開催だったそうです。
見たことの無い製図板に(今は実際の設計事務所でも珍しいかも???)目をキラキラさせて、丁寧にきれいに仕上げてくれました!
「将来、設計をしたいんです!」と言ってくれた女の子も。
将来、楽しみな彼らです!
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このほかにも、Aomori Startup Centerの会場では様々な職業体験が行われました。
裂織体験や
プログラミング体験
店員販売体験
そしてこの会場だけではなく、まちで働くひとたちの協力のもと、それを直に体験できるという「キッズ共和国」
「おしごと図鑑」を手に、50近いお仕事体験がまちのいろんなお店でできるイベントは今まで聞いたことがありません。
今回だけでなく、あおもりだけでなく、もっと広がっていってほしいイベントだと思いました。
そして、建築デザインがどんなに面白く、こんなにも身近にあることをもっと知ってもらいたい、と。
Aomori Startup Centerは空きビルの一角をリノベーションして半年。
ここでのイベントはもう既に60を超えているそうです。
老若男女関係なく、サードプレイスとして活き活きしているのを体感したキッズ共和国でした。
参加してくれた皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました。
追伸。
次回、小学生のための職業体験「ワラッシ」に参加いたします!
また未来の建築家に会えるのを楽しみにしています!
さて、雪の中それでも元気にやってきたみんなと職業体験いよいよスタート。
ひとつはこれまでも何回かつくってきた「紙で家をつくろう!」
折り紙のように紙を折って、屋根や壁に色をつけて立体の家をつくります。
これまでもたくさんの子ども達にチャレンジしてもらいましたが、毎回そのオリジナリティに感動します。
当たり前のことかもしれませんが、色使いや最後敷地に配置したときの見え方など、様々です。
むしろ、私たちはこんな風にいきなり描けない(汗)
中も余すところなく描ききる子。
今回のキッズ共和国はたくさんのブースがまちに広がっていて、いくつも体験ができるのが魅力です。
その中でも「この体験だけを楽しみにきました!」と言ってくれた男の子達もいて、とても嬉しくなりました。
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そうしてみんな完成〜!
その一部をご紹介!
みんな個性が溢れてます!
初デザインのお家はどうだったかな?
次回は違うデザインに挑戦しようね!
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キッズ共和国、報告まだまだ続きます。
師走突入とドカ雪に何だか急に慌ただしくなり、ご報告が遅くなってしまいましたが、キッズ共和国にご来場いただき、ありがとうございました。
その日の模様をご報告、その第一弾。
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今年の冬初めての積雪となった勤労感謝の日。
「街を歩きまわって、色々なお仕事を体験する!」という新しい試みに加えて、あの雪。
どのくらいの子どもたちがやってくるだろうと、ドキドキしながら準備をしました。
私たちの会場はAomori Startup Center
デザインさせていただいたこのスペースで、子どもたちに建築家としての体験をしてもらえるなんて、嬉しい限りです。
子どもたちは、この空間にどんな反応をしてくれるんだろう?
そんなドキドキもしながら待っていると、、、
多くの家族が次々と会場入り。
すると、ある男の子が束になったストリングカーテンを不思議そうに抱え始めました。
そこで、私たちは「これはカーテンなんだよ!」と、“シャーーー”と引いて見せました。
「おぉー」みんなから驚きの声!
ちょっと変わった場所で、でも何だかワクワクする。
それは大人でも子どもでも同じです。
みんなの思い思いのくつろぎかたをみることができて、まずはホッとひと安心でした。
そして職業体験スタートへ。
次回へ続きます。。。
少々出遅れ気味の冬将軍。
お待たせました!と勢い込んできたのか、かなりのドカ降りの青森です。
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でも、その少々出遅れた冬将軍のおかげ⁉︎で工事は順調に。
極寒の中、クライアントをご案内。
冷凍庫の中のような気温でしたが、模型とは違って実際の空間を目の当たりにするときの興奮はこの時期だけのもの。
「ここに立って、お客様はこっちへ座って。。。
ここにあれがあって、こう回って。。。
ここからはこんな眺めが見えて。。。」
手がかじかむのも忘れてしまう時間でした。
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外を囲った状態になったところで、作業も後半月。
いつもより遅れてやってきた冬将軍と競うように、作業が進みます。
次回は、もう少し壁が出来上がってきた頃にご案内です。
とうとう2018年も残すところあと1ヶ月を切りました。
今年の冬将軍は少々足踏み状態なのか、今日は小春日和、いや晩秋と言うべきか。
でも快晴の遠くに見えるは白い帽子をかぶった八甲田山。
天気予報はいよいよ冬模様に突入です。
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先日上棟した店舗併用住宅は屋根も葺き終わり、外壁の造作作業が進んでいます。
白い屋根はまるで雪景色のよう。
まもなく窓もついて、外まわりの完成を急ぎます。
冬将軍の到来の頃には、内部の作業に専念するスケジュール。
職人さんのためにも、もう少し待っててほしいとお願いする師走です。
平年より半月以上も遅く届いた冬の便り。
いつもながら最初にどかっと降る青森の雪ですが、でも今年は気温も高い日が続いているので、あっという間に溶けてなくなってしまいました。
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そんな中、先月地鎮祭を行った店舗付き住宅が基礎工事を経ていよいよ柱立て。
今日は上棟の日を迎えました。
大きな梁とともに屋根まで無事構造体が組み上がり、
ブルーシートですっぽり覆うとまるで青の部屋。
夕方は日もとっぷり暮れて、ライトの光に照らされる中、これからの工事の無事と、完成後もクライアントご家族のご健勝を祈願しました。
棟梁、どうぞよろしくお願いします!
まずは雪が本格的に振る前に、外から進め進め!
お店のオープンは春を目指します。
いつもより春が待ち遠しくなりそうです!
現在、八戸工業大学にて設計製図の授業を担当しています。
その学生たちを連れて階上の家へ。
木造住宅がどのように作られているのか、そこで働く様々な職人さんと、その現場でのわたしたちの仕事を実際の現場を見ながら紹介。
わたしたちの仕事は、クライアントと打合せをし、デザインをし、図面を描き、模型やCGをつくって終わりではありません。
図面の通り工事が進められているか、チェックする「監理」の仕事が待っています。
そうしつ数ヶ月(長いものは一年以上かけて)リアルサイズの建物ができあがっていくのです。
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完成した建物は当たり前のように目にしていますが、その壁の向こうはなかなか見れないもの。
たまたま大学近くに現場があったことと、クライアントと工務店のご厚意により実現しました。
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海外では、建築学生の現場体験は必修となっている大学も多いそうです。
大学で学んだことを現場で実際に目にすることができれば、仕事としての魅力も大きくなり、自分の希望する専門分野への興味もさらに高まると思います。
わたしたちの事務所でも「オープンデスク」や「インターンシップ」という形で学生を受け入れています。
設計事務所の仕事と現場、そして実際に完成した建物がどのように使われていくのか、その3本セットをぜひ体験してほしいと思います。
興味ある方、お気軽にお問合わせください!
そろそろ白い便りも聞かれる季節となりました。
お待たせしておりましたが、このたび来る11月24日(土)25日(日)に
「桂木の家 秋の住み開き」を行うことになりました。
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桂木の家は、完成から10年を過ぎました。
青森の冬に耐え、どんな風に歳を重ねたか。
その冬を楽しむための、16坪程度の大きな平家のような空間。
オール電化全盛期だった10年前から、東北大震災を経て、数年前には薪ストーブが仲間入り。
青森らしいの暮らし方をシコウアンドサクゴしている空間です。
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先日ブログにてお知らせしたところ早速お問い合わせがあり、現在空いているお時間は以下の通りです。
11月24日(土)
午後2時~、午後3時~、午後4時~、午後5時~
11月25日(日)
午後5時~
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予約制となっておりますので、見学ご希望の方は、お電話またはメールにて以下の項目ついてお知らせください。
追って、詳しいご案内をお送りいたします。
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お名前 :
ご住所 :
電話番号 :
e-mail adress :
ご希望の日時:
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この機会にフクシアンドフクシの空間を体感してください!
お待ちしております!
八甲田山の頂は白いものが見え始めました。
でも、まだ本格的な冬が麓まで降りてくるにはもう少しかかりそうです。
去年と比べると今年は、、、と期待しそうになりますが、自然はそう単純ではありません。
これから冬に向かって、また気を引き締めて工事の後半に臨みます。
現場では、細部の確認、打合せに追われます。
大工、板金、電気、塗装、、、多くの職種の職人とともにつくっていきます。
今回はさらに「傾斜地に建つ、くの字の家」
見たこともないカタチ、もちろんつくったこともないカタチに、私たちも含めみんなで挑んでいます。
後二カ月を切った2018年。
カレンダーを横目に見ながらも、最後まで気を抜かずに進みます!
私たちが青森にきて、初めて設計した建物「TEN」
それから早20年経とうとしています。
一から木造の住宅を設計し、監理し完成まで見届けた最初の建物です。
普通は裏側になってしまう北側のファサードに、この家の顔として「光と風の道」と名付けたスリットをデザインしました。
この道は、南側の庭と畑まで続いており、北側とは全くことなるR(アール)のプランによる開放的なファサードになっています。
私たちの原点とも言えるこの建物。
今もクライアントご家族に愛されています。
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これから20年後、私たちはどこに、どんな建物を設計しているでしょう?
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20年前に比べて、つくる建物は住宅だけではなく、市役所や教育施設、福祉施設や店舗など、様々な設計に携わるようになりました。仕事の環境も運び方も変わりましたが、設計に対する姿勢は何一つ変わっていません。
「そこにしかない光と風をもとめて、そこにしかない空間をつくる」
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住宅でも公共空間でも、長く愛され続ける空間を目指してデザインし続けます。
折り返しというにはまだまだ実力が伴っていませんが、私たちの20年を支えてくださった皆様に感謝しつつ、今まで以上にひとつひとつ丁寧にデザインしていきたいと思います。
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もう霜月、2018年も残すところ、あと二カ月です。
今月は「桂木の家 秋の住み開き」をいたします。
詳細は近日公開。
どうぞお楽しみに!
来る11月23日(金)に開催されます「あおもりまちなかキッズ共和国」に私たちも参加します!
商店街でおしごと体験し、お給料もらってお買い物をするなんて、凄過ぎます!
さらに今回は、小学生と中学生が同じ日にまちでワイワイ体験してしまうのです!
ただ今絶賛準備中デス。。。
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体験の他にも、設計というお仕事をより分かりやすくご紹介したいと思います。
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「あおもりまちなかおしごと図鑑」を手に、まちを巡る1日!
詳細は近日FBにて公開だそうです!
どうぞお楽しみに。
今日は青森中央学院・青森中央短期大学の展示コーナーの撮影がありました。
学生さんと一緒に、日常の風景と様々なイベント時を写しました。
白い箱を並び変えることで、学校紹介やセミナーを開催できたり。
思い切り箱を寄せて、大きなスペースを確保すると、ファッションショーのウォーキングレッスン場へ。
ここでは、サークルのイベントなど様々なことができます!
小上がりは茶室へ。
近日、変幻自在な空間をご紹介いたします!
どうぞお楽しみに‼︎
秋が日増しに深まる中、階上の家の工事が着々と進行しています。
内部は壁と天井の下地が作られて、空間の輪郭が見えてきました。
リビングから上下にスキップするフロアからの眺めが素晴らしい!
周辺の緑豊かな景色を切り取っていました。
そのシーンのご紹介はもう少し先で。
帰る頃にはすでに薄暗くなって。。。
赤みを増した柿の実のきれいな色は写真には写らず。。。
どんどん日が短くなって、大工さんの動きもさらに急ピッチのような。。。
どんどん進化していく現場、次回の監理が楽しみです!
リノベーション(renovation)とは、建物の改修のこと。
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以前からよく耳にしていたリフォーム(reform)は、英語では改宗、心を入れ替えるという意味だそうです。
そして、最近よく耳にするようになった「リノべーション」は、
単なる改修ではなく、今ある空間(建物)を新たな空間へと付加価値をつけることを指しているような気がします。
私たちにも「リノベーション」の波はやってきていて、大小様々です。
それらは単なる壁紙の貼り替えではなく、空間の雰囲気を変えることが必要なケースがほとんどです。
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先日オープンした青森中央学院・青森中央短期大学の展示コーナーも激変したケースのひとつです。
普段はその存在に気づかず通り過ぎでしまうような空間が
余計なものを削ぎ落として、白い箱をちりばめました。
来週は、学生交えて撮影です!
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そしてまた別な現場が進行中。
今回は大きな住宅を大胆に使い分けます。
いい具合に激変しそうです!
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このようなリノベーション、ある意味ではとても難解。。。
そしてある意味では、新築とは違った激変する面白さを持っています。
それまで、人が遠ざかり、空気も動かなかったような空間が、再び人の器として使われるのは建築人としてとても嬉しいものです。
さらに以前にも増して生き生きと使われるようになれば、建物も長生きします。
そういう意味では、建物も「生き物」といえるでしょう。
空き家問題が騒がれて久しくなりますが、こうしてひとつひとつ建物が息を吹き返すことは小さいながらも確かな効果を生み始めています。
地域単位での再開発を計画する場合でも、こうした小さな動きを丁寧に拾い、その地域にある宝を見つめ直していくことが大切です。
ひとつひとつにそれぞれのデザインがあるように、大きなスケールの計画もその地域それぞれのデザインが盛り込まれることで、キラキラしたまちになっていくと思います。
またひとつ、キラキラした空間が生まれますように!
澄んだ秋晴れの空の下、柿の実もほんのり色づいてきました。
階上では屋根が葺き終わりました。
くの字型の緩やかに登っていく美しい屋根です。
青森の中でも比較的雪は少なく、敷地も広いのでつくることができるカタチです。
内部も緩やかに天井が登って、くの字に曲がっているためとても広く感じます。
窓もつき、みるみる壁も出来上がりそうなピッチで工事が進んでいます。
でも、内部のご紹介はまだ少し先ですが。。。
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それにしても、自分で描いた図面がカタチになっていくところを見るワクワク感は、設計者だからこそ味わえる醍醐味だとつくづく思います。
次回はどんな風に変身しているか。
ワクワクの監理の日々が続きます。
先日の小雨の中、地鎮祭が執り行われました。
神主様にその土地の神様を祀り、土地と建物の安全堅固、工事安全を祈願していただきました。
土地の購入から始まり、設計を進めてきました。
そして間も無く工事着工です。
今回は店舗併用住宅。
桜の花の咲き始める頃にオープンを。
どうぞお楽しみに。
台風から温帯低気圧に変わったとはいえ、結構な雨と風が吹き付ける平内でしたが、室内は子供達の元気でにぎやか!
初めは緊張気味だった子供達ですが、始まると一気にギアチェンジ!
描き出すと止まらない、止まらない。。。
「こっちから窓を覗いてみて!」というと、目をキラキラさせて「そうかっ!」と何やらまたアイデアがひらめいたよう。
あっという間の一時間でしたが、それぞれの個性があふれるお家が完成しました。
途中から立ち上がり、熱中する子も。
持参した模型にも興味津々。
「これは今作ってるんだよ。」
「ホントー!どこに?」
「階上!」
「???どこ?」
「八戸のお隣りだよ。青森県だけじゃなくて、いろんなところのお家を設計するんだよ。」
「へ〜!」
「お家だけじゃなくて、お店や市役所とかも設計するんだよ!」
「へぇ〜!!」
建築設計のお仕事、もっと、もっと知ってもらえるよう、頑張らなくては!
将来、素敵な建物をたくさん設計してもらえるように!
今度の日曜日は平内で子供達の職業体験に参加いたします。
台風の動きが気になりますが、今回も人気が高かったということで、私たちも子供達に会えるのを楽しみにしています。
そして建築設計という仕事をご紹介できる貴重な機会です。
ということで、今日は改めてブログでも。
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私たちはクライアントから依頼を受け、様々な建物をつくっています。
住宅であれば、そこに住む家族のための空間を考え、
学校であれば、そこに集う学生さんのための空間を考え、
街中にある公共的な建物であれば、もっと様々な人が使う空間を考えます。
ーーー
そこで大切なのがクライアントの思い、です。
どんな空間を創りたいか、はっきりイメージがあると設計は進みやすくなります。
でも、明確なイメージを持って事務所のドアを叩く方は多くはありません。
どちらかというと、「どうしたらいいか?どこから手をつけたらいいか?」という場合が圧倒的に多いのです。
ーーー
そこで私たちができること。
まずはお話をうかがい、周りに浮遊している様々な事柄を整理し、さらに見えていない部分を明確にしていきます。
いろいろな希望を並べていくと、矛盾が出てきたり、取捨選択をしなくてはならなかったり、そうして悩みながら見えてくるものは一番大切なことだったり。
さらに実際には、法的にクリアしなければならないことや、構造や設備など、インテリアのように目に見える部分以外のことを解決しなければ建物を建てることはできません。
そうした時間を私たちは「建築計画」と呼んでいます。
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そしてやっと設計デザインへと進んでいきます。
プランを重ね、カタログやサンプルを重ね、小さな模型から始まり大きなものへサイズアップし、設計図書を作っていきます。
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これは店舗併用住宅の模型。
店の顔となる空間を、お客様の居心地や使い勝手はもちろん、クライアントの個性が光るものになるようデザインしてきました。
大きなカウンターにお客様との独特な距離感があわられました。
次はいよいよ工事へ。
来春の完成を目指します!
階上で大工さん総出で木工事が進んでいます。
今日は記念すべき上棟式。
最近は珍しくなったお餅撒き。
たくさんの人が集まって、工事の無事を祈願しました。
これから日々移りゆく季節を感じながら年内の完成を目指します!
来る10月7日(日)平内町にて開催されます「ひらないジョブタウン」に参加いたします!
子供達が様々な職業を体験し、働くことの楽しさや大切さ、社会の仕組みを学ぶ機会と交流の場となることを目的として開催されます。
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模型や写真をみてもらい、建築設計というお仕事をご紹介しながら、真っ白な紙に「自分だけのお家」を描いていきます。
好きな色を、好きな風に!
いざ始まると、結構みんな黙々とやり続けるんですよね。
そして、気がつくともう時間!
終わった時には顔を紅潮させながら「疲れた~」って。
ーーー
実はこれは設計の基本中の基本、とても大切なことです。
それが立つ場所を、光を、風をイメージして
そこに住む家族を、移りゆく時間をイメージして
その想像力がすべての始まりですから。
子ども達のあふれんばかりのイメージがちゃんとカタチになるように、ちょっとだけサポートします!
ーーー
そんな子供達をイメージしながら、ただ今絶賛準備中!
今度もまた、見たことないキラキラした作品ができあがるのは間違い無し!
そして少しでも「建築設計」に興味を持ってもらえたらうれしいです。
では来週、会場にてお会いしましょう!
気がつけば秋は中盤へ。
秋分の日を過ぎて、これからは夜の長さが長くなっていきます。
水を触っても「気持ちいい〜」から「冷た〜い」へ移るタイミングかも、と思うこの頃です。
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まだまだ緑色の現場も、これから色づき始め、駆け足で冬へと向かっていきます。
それと競争するかのように、階上の現場では工事が日増しにスピードアップしています。
敷地周辺の薪棚をお借りして打合せ。
天候に恵まれている間に外側をつくりたいところです。
日本に近づいてきている台風の動きもとても気になります。。。
りんごやお米など収穫の時期でもあるこの季節。
被害がないことを祈ります!
今日は「翔麗祭2018」2日目。
天気は暑いくらいの秋晴れで、屋外ステージは多くの人で盛り上がっていました。
なので、展示コーナーは当初の配置に戻してお迎え。
廊下の箱には今日は男子学生が休憩中。
文化祭の賑わいからちょっとだけ離れて、そこには静寂があるような。
ホッと一息ついて、また次のお楽しみへ出て行きます。
昨日の熱気溢れる密度感ではないけれど、学園のあゆみや展示品を味わう方にとってはゆったり過ごしていただけるようになっていました。
今日は学園のこれまで開催されてきたミュージカルの映像も上映されていて、多くの方が足を止めていました。
「このスペースは文化祭期間だけですか?」というご質問も多かったそうです。
いいえ、このスペースはこれからも存在し続けます。
そしてこの学園に関わる全ての人に解放され、様々な使い方、楽しみ方を待っています。
若い力はもちろん、留学生や卒業生、地域の人々と様々につながりながら、学園ならではのアイデアが生まれ羽ばたいていくスペースです。
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このスペースがどんな風に使われていくのか。
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今日は文化祭前日とはまた違ったワクワクを感じずにはいられませんでした。
いよいよ迎えたオープンの日。
あいにくの天気となったため、屋内へ模擬店のテントブースを移動してのスタート!
当初の配置から、模擬店が立ち並ぶことを考慮して箱を移動。
それが完了するとまもなく人の波。
それが幸運にも絶妙な賑わいを生み出しました!
だれに聞くともなく、中に入って了解し始めて、
展示に見いる人
模擬店で買った物を美味しそうに食べる人
わいわい記念写真を撮る人
車椅子のおばあちゃんや子どもたち
様々な国から来ている留学生
などなど。。。
それぞれの場所で思い思いに過ごしていました。
その光景は自然体であったり、私たちの予想しないもっと楽しい光景だったり。
悪天候がもたらした奇跡だったのかもしれません。
でも、この空間のこれからの可能性を感じずにはいられない、そんな一日となりました。
関係者のみなさま、ありがとうございました。
青森中央学院・青森中央短期大学展示コーナー(仮)いよいよ明日お披露目です!
明日から二日間に渡って開催される「翔麗祭2018」に向けて校内はその準備で大忙し。
展示コーナー(仮)も最後まで大忙し。。
学園のあゆみを物語る年表は準備OK!
他もぎりぎりまで準備に余念がありません。
もうすでにある箱には学生たちが絵を描き始め、ウェルカムモードへ。
どんな絵になったか、は明日のお楽しみ。。。
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そして、いろんな箱の居心地をチェック。
いろんなサイズ感が面白いです。
学生さんはもちろん、文化祭を楽しみに来られる方々にもぜひ楽しんでいただけたらと思います。
明日は私たちも伺います。
その第一歩、とても楽しみです!
青森中央学院20周年記念事業として、展示コーナー(仮)がいよいよお披露目を迎えます。
この地に一番最初につくられ、それから今日までその長い月日を見守ってきた1号館に新たな居場所ができあがりました。
学園の歴史や現在の活動を展示するコーナーとしてはもちろん、学生を中心とした情報発信の場となり、また学生の新たな居場所となるようデザインしました。
元の教室2室を廊下まで開放した黒を基調とした空間に、大小様々な白い箱を散りばめました。その白い箱は展示ケースであったり、スツールであったり、テーブルやベンチを組み込んだ個室型ブースであったりします。
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箱は大きいもの以外稼働で、かつ壁面の一部はホワイトボードとなっており、ゼミや研究発表、サークル活動などに対応可能となっています。
その一つである畳敷の小上りブースは、国際交流に力を入れ留学生の多い学園ならではのイベントなど、楽しみ方がいろいろあるのではないかと考えています。
この空間が、教室でも寮の自分の部屋でもない「サードプレイス的な居場所」として、自然と学園について知り、様々な交流を通して自尊心を育む、そのきっかけになればと思っています。
ーーー
いよいよ今週末、青森中央学院「翔麗祭2018」9月22日(土)、23日(日)にてお披露目です。
新たな居場所を見に(体験しに)、ぜひ足をお運びください!
昨日、休日の校舎では現場を囲っていた壁が取り外され、その全貌がオープンになりました。
本来なら当日までベールを被っていたいところですが、既存の廊下にも仕掛けが突出してくるので、止むを得ず、これからフルオープンの中、作業が続きます。
「建築がつくられていく現場」を見ることは通常ありません。
本当に貴重な機会です。
現場に常駐して、通りかかった方ひとりひとりに説明していたいくらい(笑)
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様々な専門職種が出たり入ったり。
刻一刻とその姿を変えつつ、完成に近づいていきます。
週末いよいよオープンです!