「石堂の家」最終回は、ちっちゃな家族と気のおけない友人たちのための部屋をご紹介。
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以前は土間にログハウス風の壁で半外部のような空間となっていて、農作業をした時の休憩室としても使われてた一室。
そこに床を新設し、壁には断熱材を入れて完全に内部化しセカンドリビングとしました。
以前土間は、リビングと40センチ近くも段差がありました。
その段差を解消し、小さな水回りや収納などを一緒にした家族用玄関からリビングへとつながります。
ゆるやかに連続し、程よい距離感のあることで、リビングに広がり与えています。
そして最後にメインの玄関へ。
リビング隣の和室につけられていた立派な鴨居。
今回改修対象ではなかった仏間や床の間へとつなぐ役目を新たに担うために玄関正面へ移動しました。
大家族時代にできたこの家とこれからの暮らしをつなぎます。
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そしてもう一つ大切な役目は冬場の寒さ対策。
普段の生活で必要な空間を効率的に暖房します。
どんなにカッコよくデザインしても、防寒着を着ながらの生活では楽しくありませんから。
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(カッコいい)デザインが(快適で)楽しい生活をつくる、と信じて。
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新しい生活を新しい空間でどんな風に始められたか、もう少し待ってお邪魔したいと思っています。
空高く気持ちの良い季節に突入!
気がつけば2018年も3分の2を過ぎました。
まだまだ暑さが続いていますが、いっときの猛暑に比べると雲泥の差。
思考回路がだいぶ回復してきました。
デザインもススム⁉︎(ススメ?ススンデクダサイ??)
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冬までのこの時期にイベント目白押しな青森。
たくさんの魅力的なイベントがバッティングして、目眩がしそうな方も多いのでは?
学校も文化祭で盛り上がる時期です。
その日を目指して奮闘中な現場がひとつ。
木工事を終え、仕上げ工程へ進みます。
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オープニングに備えるクライアントチームと、刻々と変化していく現場と、家具工場を連日飛び回って、多くの人と関わってカタチが出来上がっていきます。
ただ絵を描いていてもケンチクはできませんから。。。
スタートしてからゴールまでの道のりを、たくさんの人に出会いながら進みます。
さぁ、もうひと踏ん張り!
メインのリビングが明るいカフェ空間へと変身したvol.3からの続いてキッチンをご案内。。。
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以前のキッチンは、対面型ながら吊り戸棚などのためにリビングから独立した感じが強かったのです。
もっとリビングとの距離感を近く、明るいキッチンにしたいとのご希望でした。
そこで、壁や柱を開放的にデザインし、リビングとのつながりをもたせました。
また、以前と左右反転したキッチンとすることで、家族用玄関からその奥のユーティリティへとつながる動線を確保し、コンパクトながらも機能的なキッチンになりました。
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続いて、リビングの隣に連続していた和室。
既存の天井や柱を活かして、クローゼットを新設し、リビングとの境界はきちんと間仕切りました。
しっとりとした少し重みのあるグリーンの壁とウォールナットの床と照明をアクセントに、既存の天井や柱とも相性よく和洋折衷の落ち着きのある洋室へと生まれ変わりました。
隣接するリビングとのメリハリが心地良い空間です。
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次回は家族用玄関のセカンドリビングをご案内いたします!
先月のブログでお知らせした階上では、地盤補強工事が終了し、基礎工事が着々と進んでいます。
緩やかな傾斜地に建つ「く」の字型の住宅。
ほぼ平屋建ての空間にスキップしたフロアが上下に続くプランです。
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基礎工事のときは、いつもならこれから立ち上げるボリュームは小さく見えるものです。
が、今回は違います!
大きく見えちゃうんです!(どこかので聞いたような。。。)
傾斜していく先はこのアングルでは写らない。。。
傾斜を吸収するように基礎の深さが異なるため、深いところは2mほどの高さになります。
それだけで、すでに土の部屋ができたような形状。
これから軸組が立ち上がっていくのが待ち遠しい階上の現場です。
「ログハウスのようなリビングを明るいカフェ空間に」
そんなイメージを膨らませて、いよいよ工事がスタートしました。
まずは荷物を片付けて、必要なところを解体していきます。
今回は断熱材も入れ替えて気密性も確保するために、床や壁、天井もいったん外しました。
大きな梁と木貼りの壁が特徴的なリビングは、まさに骨組みだけに。
根元を活かしたダイナミックな大きな梁がいっそうはっきりとみえます。
今回はこの大きな梁を活かして、木貼りの壁は白いしっくい風のカフェに仕上ることにしました。
そんなメインの空間に、プランで整理した動線をベースにあわせてキッチンを組み替え、収納をつくり、照明やコンセントを配置しました。
いつも通りの暮らしの中で、家族がどんな風に朝から夜まで過ごすときに居心地がいいように。
そして時には仕事を、来客を迎え、寒風厳しい季節には暖かな空間となるように。
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それでも今回のように既存の空間に手を入れる時、当初の図面と異なっていることも少なくありません。
さらに木造は特に開けてみないと(解体してみないと)わからないことも多く、実際に造った大工さんの「頭の中の図面」に驚くことも多いのです。
そこが新築の場合と大きく異なり、手の入れ方によっては新築よりもコストがかかるケースもでてくるでしょう。
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「既存の空間をどのように活かしたいのか」
クライアントの中にその考えが明確になければなりません。
もしくは一緒に探していく。
その時間は新築と同様、とてもワクワクする時間です。
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今回もそうして一緒に考えていき、リビングは生まれ変わりました。
天井に変化をつけて間接照明を組み込み、三本の大梁がより良く美しく見えるようデザインしました。
大梁の深い茶色にあわせた床や建具。
奥に開き過ぎないようにキッチンが続きます。
白い壁に濃い茶のラインが入り、明るいスッキリとしたカフェ空間となりました。
続きは次回。。。
お盆が過ぎ、100回記念の甲子園の高校生の姿に感動し、今年の夏も終わりをつげました。
そして、冬が来る前にと言わんばかりに、たくさんのことが動き出しています。
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先月のAomori Startup Centerに続いて、居場所をつくる現場が動いています。
これまでの歴史や創設者の思いに触れ、知ることで、新たな自分を発見できるような場所。
単に新しい家具を置くのではなく、派手な色を使うでもなく、いろんな人々が色とりどりに集う場所。
毎日の時間でも、ハレの日でもいつもそこに開かれている場所。
パブリックな「職場や学校」でもなく、プライベートな「家」でもない第三の何だかとても居心地のいい場所「サードプレイス」
チームでたくさん話し合い、多くの方々のご意見をうかがい、そんな空間となるようにはどうしたらいいか、考えてきました。そうして集まったキラキラしたものを、ギリギリまで詰め込んでいきます!
完成お披露目まで、あと1カ月。
どうぞお楽しみに!
「リフォーム」といっても、そのカタチは様々です。
単純にクロスなどの張り替えで模様替えをするケースから、設備機器を新しくし、またはプランを変えてしまうケースまで。
この他に、住宅をお店に変えてしまうケースや逆のケースもあり、ここまでくるとそれらは「リノべーション」と呼ばれています。
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今回は、当初の希望をそれぞれ盛り込んでいくと、大きな家をあちこちバラバラにリフォームしてしまいそうでした。
でも大きな課題である「寒さ対策」が難しく、リフォームする部分を集中させることで解決できるのでは、と考えました。
そこで、家族用玄関のリビングとの段差を少なくし、物置をきちんと断熱された部屋につくり変えたプランとしました。
家族用玄関からの動線を考慮し、かつ洗面所との回遊動線が活きるようキッチンも左右を入れ替えました。
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そしてプランの次は「カフェのようなリビング」のイメージを、明るさと色彩のチャートにより確認。
「カフェのような。。。」といっても千差万別!
イメージの共有ができたところで、詳細の設計へ入っていきました。
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ここまでの会話は設計するためにとても大切な時間です。
クライアントの希望と思い描く空間がわからなければ、設計はできないのです。
クライアントにとっては楽しくおしゃべり(ある意味質問攻め)している時間も、私たちにとっては設計のヒントが盛りだくさんです。
次回へ続く。。。
私たちの生活は日々変化をしています。
働き方が変わったり、子供が生まれたり、成長して小学校へ入学したり、そして巣立っていったり。
もう少し長いスパンで見ると、特にこの1世紀では「三種の神器」などの生活家電によって大きく変化し、今は携帯電話やパソコンが大きな影響力を持っているのは誰もが実感するところです。
そんな色々な波が打ち寄せる私たちの生活。
その器として住まいも変化していくことが求められます。
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「石堂の家」もそんなライフスタイルの変化に対応するため、新たな空間へと生まれ変わりました。
今日は、どのように始まり進んで行ったのかを少しだけご紹介します。
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「大家族の時代から世代が移り、新たなちっちゃな家族を迎えて、そのためにログハウスのような今のリビングを明るいカフェのようなスタイルにしたい」
とお声がけいただき訪問すると、それは大きな大きな住まいでした。
たくさんの人が盆や正月ににぎわっているのが容易に想像でき、それを大切にされていることもよくわかりました。
ただ、それゆえ冬期の寒さや寝室までの階段も含む動線の長さなど悩みも多く、その解決がポイントとなりました。
代々の思いを受け継ぎつつ、なるべく激変ではなく、今の生活にあった空間をつくろうと思ったのです。
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そこで、今の住まいの図面を元に、実測し、暮らしぶりをお聞きしました。
そこから見えてくるリフォームのカタチを、幾つかのパターンをつくり、一緒に考えていったのです。
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そこから見えてきたのはクライアント家族のこれからの新しいライフスタイル。
どんな空間が生まれたのか。。。
次回へ続く。。。
前回の冬にスケジュールを告知したときは、「日本列島が強烈な冬将軍の襲来にあっている今日この頃、、、」と書いていました。
今は「日本列島が強烈な夏将軍の襲来にあっている今日この頃、、、」という書き出しがぴったりです。
ご挨拶も「暑いですね~」が決まり文句で、さらには夏祭りの季節が到来。
暑さと一緒に気分もだいぶ高揚します!
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さて早くも8月へと突入してしましましたが、下半期のプランをご紹介いたします!
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7月7日(土)8日(日) 筒井オープンハウス開催(終了しました!)
7月23日(月) Aomori Startup Center(新商工会館1階)オープン
9月 新たなサードプレイスの誕生⁉︎ATGオープン!
10月 「桂木の家~秋の住み開き」
11月 階上の家オープンハウス
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この他、秋から冬にかけて昨年に引き続いて小学生のための「職業体験イベント」に参加予定です。
それぞれの詳しいご案内は、今後告知してまいります。
お読み逃しなく!
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次回のブログから、8月は上半期をかけて完成した空間をご紹介していきます。
まずは八戸にてリフォームが完成した「石堂の家」から。
見事な大梁を活かして、明るいカフェのようなイメージをカタチにしました。
次回へ続く。。。
最近多くなってきましたリフォームやリノベーション。
ライフスタイルの変化に合わせてプランを組み変えた住宅のリフォームのが完成を迎えました。
写真撮影を終え、お引き渡し。
「100点満点です。今晩から早速ここでご飯にします!」
とお言葉をいただいてホッとひと安心。
開けてみないと分からない改修現場ではありますが、だからこそビフォーアフターは一目瞭然。
職人さんたちも、かなり頑張ってくれました。
完成写真は近日公開。
どうぞお楽しみに!
工事が始まると、最初にするのは「遣り方(やりかた)」と呼ばれる位置出しの作業。
緑生い茂る傾斜地に、水平垂直の「くの字」に曲がった建物をつくる、というシンプルな難問⁈に挑んでいます。
冬場前の完成を目指して、いよいよスタートしました。
乞うご期待!
Aomori Startup Centerがいよいよスタートしました。
いろいろなスペシャリストが集まってできた空間に、
これからは、さらに様々なスペシャリストが集まってスペシャルなモノづくり、コトづくりがスタートします。
昨日もすでにそのひとつが開催!
「◯◯を始めたい!」
そう思っている人をアップするための居場所です。
今月二つ目の完成を迎え、もう間もなくのオープンを静かに待つのは「Aomori Startup Center」
緩やかな曲線に隠れているのは、五感を刺激する様々なスペースです。
それが時には開いて一体となり、訪れる人々は思い思いの場所で新たな出会いを手にする、そんな空間です。
いつもとは違う空間に刺激をうけて、「あ」らたな自分を発見し、「あ」たらしい何かを始める場所です。
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今、久しぶりに青森の駅前が動いています。
アウガは市役所として、旧サンフレンドビルは商工会議所とAomori Startup Centerとして再び息を吹き返しました。
そして青森駅は新駅として生まれ変わります。
一昔前の急激な変化(進化⁈)とは違うかもしれませんが、それでもまちは動いています。
そこに生きる人々によって。
キラキラ輝く多くの人々のために、そしてその姿に刺激を受けて輝き始める人々のために、このAomori Startup Centerはつくられました。
そこに関われたことをとても嬉しく思います。
その全貌のご紹介はもう少しお待ちください。
オープンは7月23日です。
どうぞお楽しみに!
「暑いですね〜」という挨拶以外は思いつかないほどの階上(はしかみ)の現場。
溢れるばかりな生命力を感じる大きなドングリの木に守られるようなロケーション。
こちらはいよいよ着工です!
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またひとつが完成し、また別の工事が始まります。
そして、またひとつ一緒に絵を描き始めます。
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長く愛される空間をつくっていきたいと、気持ちのいい汗をかいた1日となりました。
オープンハウスまであと5日。
残りわずか、お見逃しなく!
オープンハウスいたします!
それまでの月日を大事にしながら。。。
そして、これからの暮らしを思い描きながら新しい空間へと生まれ変わる。。。
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大きな梁をそのまま残して、明るいリビングへ。
リビングとの間の壁を取り払って、明るく一体感のあるキッチンへ。
隣の和室は木天井を活かしつ、和モダンの洋室へ。
玄関に隣接した土間は、炎のゆらめきを愉しむセカンドリビングへ。
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ライフスタイルの変化を聞き、より豊かな暮らしをカタチにします。
新築とは違った工程ですが、ワクワクします!
どんな変化を見せてくれるか、完成が楽しみです!
来月オープンハウスを控える現場と同じくして、今佳境を迎えているのがもうひとつ。
既存ビルの一階を新たに開かれた空間に変身させるプロジェクトです。
青森はおろか、全国的にもまだ数少ない試みのための空間デザイン。
既存の空間をどうやって変身させるか、様々な条件をかき分けかき分け進んできました。
でもどんなに複雑で膨大な条件のもとでも、私たちのすることはいつも同じ。
まずは条件整理から。
複雑に絡んでしまった糸をほぐすように、その端っこを見つけるところから始まります。
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そして最終的に解けた今回のライン。
それは以外とシンプルでした。
こちらも完成まであと一カ月をきり、総力戦真っ只中。
期待と不安が入り混じりますが、今回は心強いメンバーが勢ぞろいしています。
みんなでベストを尽くします!
こちらもどうぞお楽しみに!
二日間に渡ってプラスえんにて開催しましたシコウアンドサクゴ展は無事終了いたしました。
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なかなかカタチにならないもどかしい気持ちが溜まるたび、そんな陽の目を見なかった案にスポットをあてたシコウアンドサクゴ展を開催したい!と思ってきました。
でも、日々に追われついつい先延ばしに。
このままではずっとこの先も出来ず終いになるのでは、と一念発起!
とりあえず、まずは第一回をやってみよう!
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案の定、準備もソコソコ、バタバタでした。
展示内容もまだまだ不親切感満載。。。
これらは次回の課題とさせてください!
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こんなささやかなシコウアンドサクゴ展に、夏到来を思わせる絶好の行楽日和の中、足をお運びいただき本当にありがとうございました。
私たちの予想をはるかに超え、感謝の想いとともに、改めて皆さんに支えられていることを痛感しました。
明日からまた、シコウアンドサクゴを続けていきます!
そして、ひとつでも多くカタチにしてお返しができるように。
これからもフクシアンドフクシをよろしくお願いいたします!
シコウアンドサクゴ展、本日無事終了。
たくさんの方々にご来場いただきました。
ありがとうございました。
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シコウアンドサクゴし始めてから、いつか、どこかで、と思いつつ、できずにいました。
やっと思い切ってこのたび実現することができました。
多くの方々に支えられてここまでこれたことを改めて実感するとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。
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明日も11時から17時まで会場にてスタンバイしております。
楽しい時間となりますように!
青森に拠点を移してもう少しで20年。
独立してフクシアンドフクシを立ち上げて12年。
たくさんの方々に出会い、一緒に様々な空間をつくってきました。
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考えては話し合い、また考える…
模型をつくっては壊し、またつくる…
描いてプレゼンし、また描く…
そんな試行錯誤を繰り返し、現実のカタチにしてゆく…
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一つのカタチになるまでに、どれだけ多くの案がボツになり消えていったでしょう?
想像もつかないくらいの数々。
でもそれらが、私たちの糧となっています。
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「星の数ほど」といえるほどではないけれど、
今回そんな私たちの「シコウアンドサクゴ」をご紹介いたします。
ボツにはなってしまったけれど、そのときの考えたことを、その想いを忘れないように。
これからのフクシアンドフクシがつくる空間に活かすために。
ようこそ、ちょっと変わった展示会へ!
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もちろん、完成した作品や近日予定のオープンハウスのご案内も!
どうぞお楽しみに!
真夏日になったと思ったら、10度そこそこで大雨になったりと振り幅の大きさに驚いている今日この頃です。
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目まぐるしくいろんな打合と現場を渡り歩いているうちに、2018も半分を過ぎようとしています。
下半期は完成お披露目が続く予定ですが、上半期のまとめとそれらのご案内も含めて「シコウアンドサクゴ展」を開催いたします!
あいも変わらずシコウアンドサクゴを繰り返しているフクシアンドフクシですが、その亀のような歩み⁈をご紹介いたします。
昨年デザインさせていただいた「プラスえん」を会場を少しアレンジして体感いただきます!
軽く何かつまみながら、ゆるりとした時間をお過ごしください。
そしていよいよ、来月に迫った青森市のオープンハウスのご案内も!
みなさま、ご来場お待ちしています。
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シコウアンドサクゴ展
日時:2018年6月2日(土)15:00〜20:00
3日(日)11:00〜17:00
場所:プラスえん(青森市新町1-13-7和田ビル2階)
入場無料
プラスえん
最近増えているのが、それまでの空間にいるを新しく生まれ変わらせる設計依頼ーーー
住宅や店舗はもちろん、今までなかった(以前は存在したけれどいつしか無くなっていた)新しい居場所「サードプレイス」をつくる、など様々。。。
それは「リフォーム」や「リニューアル」、「リノベーション」などと言われますが、クライアントも器も様々なので、設計デザインは新築の場合と基本同じ。。。
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今回は、生活スタイルの変化に合わせて、既存の一部に普段の生活をギュギュっとしながら、大きな梁を活かして雰囲気を一新します。
解体が始まり、躯体が現しになった状態は圧巻!
これから新しい空間に生まれ変わっていきます。
この立派な梁たちが、新しい空間でまた輝きますように!
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ビフォーとアフター、こうご期待!
雪解けを待って、と先日書いたばかりなのに今日は真夏日に近い暑さ。
なので、座卓の打合せは外で。
庭へとつながる家の座卓のデザインを、初夏の風に吹かれながら打合せ。
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あの場所で、クライアント家族の新しい生活が始まることをイメージするには十分に気持ちのいい時間でした。
完成する空間もこんな感じになるように。
さあ、もう一息!
ゴールデンウィーク、みなさんいかがでしたか?
駆け足でやってきた春に、草木がいっせいに芽吹く青森。
いろいろなところに出掛けたくなる気持ちがいっそう高まる季節です。
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とともに、まるで川を勢いよく下る雪どけ水のように動き出すのがこの建築業界。
その勢いに押されながら、でも流されてしまわないようにデザインをするには、このゴールデンウィークはとてもいいタイミング。
心と頭を真っさらにしてデザインと向き合う、とてもゴールデンなウィークとなりました。
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さぁ、張り切ってリスタート!
「建築と環境と人間」と題して去る4月27日、小堀氏に講演いただきました。
タイトルから、温熱環境に軸をおいた内容になるのかと思いきや、それが示すものは
「建築は環境と人間をつなぐもの」ということだったのが、なんとも予想外でした!
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少々早めに青森へ到着した小堀氏をご案内したのは「黒石ほるぷ子ども館」
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日本を代表する建築家の一人、故・菊竹清訓氏の設計によるこの建物は、築40年を超えていながら現役。
桜吹雪が舞う自然豊かな環境の中にあり、子どもたちの笑い声が響く小さな図書館です。
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生前の菊竹氏にお会いしたことのある小堀さんは、建物をみながら
「まるで子どものようにキラキラした目をして建築をみる菊竹氏を思い出します」と。
そして、そう語る小堀さんご自身もキラキラした目をしていました。
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日本人は昔から自然(環境)とどう向き合うか、どう楽しむかを考えてきたと小堀さんは言いました。
それが、桂離宮の月見台や、この「黒石ほるぷ子ども館」だったりする、と。
そのための「装置」が「建築」の役割のひとつである、と。
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小堀さんの作品をいくつかご紹介いただきながら、小堀ワールドにいつしか皆どっぷり浸かっていったような二時間でした。
講演後会場からは「何だか今までにはいない建築家があわられたと思っていた」「何故かなつかしい建築に思える」との声が。
いろいろな場所でもそんな言葉をいただく、と小堀氏。
ある建築家からは(小堀氏の作品は)「未来に残っていく建築だ」との言葉もあったそう。
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これからもますます活躍するであろう小堀氏から目が離せません。
そしてわたしたちも、「残っていく建築」をつくっていきたいと思います。
黒石ほるぷ子ども館
http://www.city.kuroishi.aomori.jp/Public_Address/Pub_hor_00.html
いよいよ今週4/27金曜日に「建築と環境と人間」と題して建築家小堀哲夫氏の講演会が開催されます!
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ご存知のとおり、近年建築物の省エネ化が進んでいます。
2017年4月、2000㎡以上の非住宅建築物は省エネ基準への適合が義務化されました。
これからの未来、省エネの努力は皆で取り組んでいかなくてはならないのは言うまでもありません。
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そんな時代に、「意匠と設備を統合し省エネ性能を心地よい空間に」(日経アーキテクチャー 2018 Spring 特別編集版より)と語る小堀氏に直接お話をうかがえるとても貴重な機会です。
小堀氏は「ROKI Global Innovation Center -ROGIC-」で建築学会賞作品賞とJIA日本建築家協会を同年度ダブル受賞されています。
設計段階で温熱環境や光環境などのシミュレーションを取り入れながらも、人の感覚や感性から調整して最適な空間を目指す小堀氏。
その作品をご紹介いただきながらの講演会です。
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最先端の、そしてこれからの建築を垣間見る、そんな時間になりそうで、私たちもとても楽しみです。
ぜひ、お見逃しなく!
「桂木の家、春の住み開き」無事終了しました。
春というには程遠い寒い天候となりましたが、皆様ご来訪ありがとうございました。
寒いからこそ薪ストーブもより暖かく感じられたのではないでしょうか。
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「さっぱどす〜な〜」
「ここに住み続けたい!」
そんな言葉をいただいて、私たちもまたエネルギーをいただきました。
ーーー
完成してから長い年月をいきる空間を、10年を経た桂木だからこそ味わっていただけると思います。
これからも時折ふっと住み開いて皆様をお待ちしております。
ーーー
その季節毎に見せる表情も楽しんでいたたけるように。
では、また次回。
東京などでの桜満開の知らせに青森も開花宣言が近いと思ってばかりいましたが、今日なんと!雪が降りました。
それでも、新年度を迎え「待ってました」とばかりに工事が動き始めています。
私たちの事務所もそれに背中を押されるように、様々な作業が同時進行で進んでいます。
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真っさらな敷地図に線を入れ始めるスタートしたてのもの。。。
締め切り間近のデザインを詰める作業。。。
現場の大工さんとの打ち合わせ。。。
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それぞれが完成を目指して進んでいます!
今年は少しでも多く、私たちの仕事を紹介していきたいと思っています。
まずはその第一弾として、先日もお知らせした「桂木の家春の住み開き」。
ーーー
春というにはほど遠いあいにくの天候となりそうですが、「薪ストーブ」を体感するにはいい機会となりそうです。
最近、青森では薪ストーブを取り入れられる方が増えています。
デザイン的なことだけではなく、その暖かさは格別です。
そして、実際に使う際のメリットとデメリットなど。など。
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桂木の家を体感し、気軽にお話しする機会になればと思っています。
見学ご希望の方は、以下についてお知らせください。
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お名前 :
ご住所 :
電話番号 :
e-mail adress :
ご希望日時(以下から第一希望、第二希望を選択してください)
1. 4月6日(金) 午後6時~
2. 4月7日(土) 午後1時~
3. 4月7日(土) 午後3時~
4. 4月7日(土) 午後6時~
5. 4月8日(日) 午後1時~
6. 4月8日(日) 午後3時~
7. 4月8日(日) 午後6時~
8. 4月9日(月) 午後1時~
9. 4月9日(月) 午後3時~
10. 4月9日(月) 午後6時~
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明日4月5日午後6時まで。
お待ちしております。
明日から卯月ーーー
関東ではもう既に満開の桜たち。
青森はこれからいっせいに芽吹きの季節を迎えます。
今はいろんな意味で旅立ちの季節。
私達にとっても様々な意味で新たな季節となりそうです。
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新年度にあたり、桂木の家の「住み開き」
をいたします。
「F+Fの実際の建物を見たい!」とお考えの方、青森で10年という年月を経た空間を体感してみませんか?
期間は4月6日(金)から9日(月)までの四日間。
桂木の家をご覧いただきながら、ご質問ご相談にお答えいたします。
1日二組限定、予約制でのご案内です。
ご希望の方は以下の項目について、お電話またはFAX、メールにてお申し込みください。
しめきりは4月5日午後6時まで。
追って日時と案内図をお送りいたします。
応募多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。
「桂木の家」
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見学申し込みの際は、以下についてお知らせください。
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お名前 :
ご住所 :
電話番号 :
e-mail adress :
ご希望日時(以下から第一希望、第二希望を選択してください)
1. 4月6日(金) 午後6時〜
2. 4月7日(土) 午後1時〜
3. 4月7日(土) 午後3時〜
4. 4月7日(土) 午後6時〜
5. 4月8日(日) 午後1時〜
6. 4月8日(日) 午後3時〜
7. 4月8日(日) 午後6時〜
8. 4月9日(月) 午後1時〜
9. 4月9日(月) 午後3時〜
10. 4月9日(月) 午後6時〜
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建築は完成して終わりではなく、生き続けていくモノです。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
ご応募お待ちしております。。。
つい先日まであんなにたくさんの雪に埋もれていたはずなのに、それを思い出すのが難しいほど景色が春へ春へと急いでいる早春の青森です。
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そのワクワク感をさらに倍増させるように、来る4月27日(金)プラスえん(青森市新町)にて 建築家・小堀哲夫氏の講演会が開催されます。
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小堀さんはJIA日本建築大賞、日本建築学会賞をはじめ受賞多数の建築家です。
タイトルは「建築と環境と人間」
建築デザインと環境設備の統合して心地よい空間を目指している小堀さんの作品を拝見しながら、ご本人にお話をうかがえる貴重な機会です!
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先着40名限定の講演会、お早めにお申し込みください。
お聴き逃しなく!
青森県立美術館にて2日間、ポスターや模型とともにこれまでの作品をご紹介してきました。
「シャガール展」の開催と重なったこともあって、多くの方々にご覧いただき、お話しすることができました。
ご来場ありがとうございました!
特に青森市にある「パン&フロマージュ モンドール」「Rambler Fiowers」「フトンショップみやかわ」「橋本の家」はご存知の方も多く、楽しくお話させていただきました。
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ある方には「フクシアンドフクシの『売り』は何ですか?」と問われました。
建築家の安藤忠雄さんが「コンクリート打ち放し」で一躍世界的にも有名になりましたが、わたしたちには「これっ」と定まった素材などはありません。
「まだ」ないのか「ずっと」ないのか、わたしたち自身、試行錯誤の毎日です。
では、何がわたしたちの「売り」なのか。
ひとつは「プランのつくりかた」にあると思っています。
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パッケージ型の設計と大きく違うところは、何もないところに新たな空間作り出すことです。
何もないように見えて、そこには小さな種がたくさん眠っています。
「土地の特徴」「光の動き」「風の向き」「雪の降り方」「隣りや向かい」「家族」「シェフ」「花人」「協働」「共生」「趣味」。。。
それらが綺麗に咲き誇る素敵な花畑をつくることが、わたしたちのプランニング手法です。
その場所に、そこにしかない風や光を感じて、住宅ならばその家族のための、お店ならばクライアントが提供するための空間を求めて、たくさんのプランをつくります。
そしてそれらを作っては分解し、ふたたびつなぎ合わせたりしながら、たった一つのプランつくりあげます。
そんな設計手法を20年近く続けてきて、それがわたしたちの「売り」なのかもしれません。
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そしてイベント最終日の昨日は3・11。
ーーー
東日本大震災から7年を迎えました。
あっという間の7年でした。
息が詰まるような思いの日々から、ゆっくり深呼吸をして、立ち上がり、再び歩けるようになりました。
その日に、また新たな出会いの機会に恵まれ、これからも前を向いて歩いていけることを素直に喜び、明日からもがんばっていきたいと思います。
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次回は5月に「シコウアンドサクゴ展」を予定しています。
詳しくは後日HPにてご案内いたしますので、いましばらくお待ち下さい。